AMDAチームは、被災地地元の医療機関から協力を得て、乳児支援プロジェクトを実施する。17日までに配布する物資をサンティアゴなどで調達し、トラックの手配も済ませ、19日からの配布と、乳児健康診断の実施を予定している。
・乳児支援プロジェクト
地震津波の被災地の中でも、低所得層が多い地域で、政府による支援が行渡っていない乳児の健康を守ることに主眼をおいた保健医療活動。
・実施地域 マウレ州の沿岸部 コンスティツシオン(コンセプシオンの北約180Km)
・乳児検診実施チーム構成(予定)
AMDAより 看護師2人(大和、石岡)調整員2人(森田、アウグスト)
公立コンスティツシオン病院より 医師2人(小児科医、救急医各1人)
看護師3人 計9人
・検診形態
乳幼児をもつ家庭を巡回して健康診断と物資配給を行う、配給に併せて健康教育も行う。健康診断を行った中で治療が必要と診断されたケースは、コンスティツシオン病院やタルカ保健サービスセンターへ紹介するなど、地元医療機関と連携して実施する。
・配布物資
ミルク、哺乳瓶、哺乳瓶消毒剤、乳児衣類、おむつ(1カ月~2歳児用各サイズ)、ティッシュペーパー、ウェットティッシュ、綿花、ガスランプ、ろうそく、懐中電灯、医薬品(乳児用ビタミン栄養剤、アセトアミノフェン他)等
森田調整員によると、今週に入ってからも、7州・タルカからコンスティツシオンにかけて大きな余震が発生しており、耐震強度の強い建物でも、何度も続いている余震の影響から、ヒビが入ったり、ブロックが崩れ始めるなどの被害がみられる状況である。安全確保を念頭に、計画を進めている。
【派遣者】
石岡看護師、大和看護師 は予定通り15日サンティアゴ空港到着。ペルー支部よりアウグスト調整員も15日サンティアゴ空港着。到着後この3人はサンティアゴで森田調整員と合流し、ともに物資調達など行った。18日に移動し公立コンスティツシオン病院で参加スタッフとの打ち合わせを行う。現時点のAMDA派遣者:石岡看護師、大和看護師、森田調整員、アウグスト調整員の4人。
津曲医師、パトリシカ心理カウンセラーは12日に帰国の途についた。
◆津曲医師による報告会見をご案内いたします
19日(金) 午後3時から4時まで/老健施設すこやか苑4階にて/岡山市北区楢津
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