３月１２日、AMDAは、第1次チームの調査を基に、１０メートル以上の津波被害を受けた漁村地区の乳幼児に対する支援を決定した。

災害弱者である乳幼児への支援は、現在も行き届いておらず、ミルク等が不足していることのことである。また、夜の冷え込みの中、野外での避難生活を強いられていることから、上気道炎をおこすケースも多くみられる。このことから、AMDAは、乳幼児への物資の配布と共に、看護師による乳幼児の健康管理や保健指導を実施する予定である。この活動に合わせて、３月１４日、日本から新たに２人の看護師を派遣する。

タルカに滞在している森田調整員の報告によると、現地では大きな余震が続いている。現地時間３月１１日にはマグニチュード６を超える地震が２度発生し、大地震に見舞われた現地の人々はパニックを起こし、家から屋外に飛び出す人、ショックで気を失う人、泣き出す人等が多く見られた、とのことである。森田調整員ら第１次チームは、引き続き支援に向けた準備に従事する。

【第2次チーム派遣者】
◆石岡　未和(いしおか　みわ)　看護師　千葉県在住
2007年6月～2009年6月まで青年海外協力隊員としてドミニカ共和国に派遣

◆大和　玲子(やまと　れいこ)　看護師　東京都在住
2008年1月～2010年1月まで青年海外協力隊員としてチリ共和国に派遣　　　

【フライト予定】
3月14日　DL280　成田発15：15‐アトランタ着14：35　
3月14日　DL147　アトランタ発20：20‐サンティアゴ着05：50（15日）

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口座名「特定非営利活動法人アムダ」通信欄に「チリ地震」とご記入下さい

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