チリ地震 3:被災地タルカに到着 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

チリ地震 3:被災地タルカに到着

3月2日成田空港を出発した津曲医師と森田調整員は、予定通り3日ボリビア・サンタクルスに到着した。到着後、津曲医師らはAMDAボリビア支部長らと協議し、同支部心理カウンセラーのパトリシカ氏と共に、5日離発着を再開したチリ・サンティアゴ国際空港に向うことになった。
5日サンティアゴに到着した森田調整員の報告によると、同空港では、屋根の一部損壊や窓ガラスの破損が見られるものの、大型仮設テントを設置する等して、機能を復旧させている。また、サンティアゴ市内は、水・電気・ガス等のインフラには影響はないものの、85の教会に損壊がある等、建物被害が見らる。特に、中心部には、古い建物も多く、破損が目立っている。一方、地元の多くのボランティアが募金活動を行っている様子も見受けられる。

3月6日、AMDAチームは在チリ日本大使館等からの情報収集の後、車両の手配など被災地入りの準備を行った。7日朝、被災地コンセプシオンをめざしサンティアゴを出発し、同日夕方コンセプシオン手前のタルカに到着した。サンティアゴから被災地に向かう幹線道路は通行止めと夜間外出禁止令の影響により渋滞が激しく、タルカまで6時間かかった。今後、タルカ周辺の被災状況を調査するとともに、コンセブション入りを視野に入れ活動地を決定する予定である。

【日本からの派遣者】
◆津曲兼司(つまがりけんじ)医師 (医)アスカ会所属 AMDA多国籍医師団上級顧問 岡山市在住
1993年ソマリア難民緊急医療支援以来、最近では2009年10月スマトラ沖地震、
2005年ニアス島地震他、多数のAMDA緊急医療支援に従事

◆森田佳奈子(もりたかなこ)調整員 大阪市在住
2008年1月~20010年1月まで青年海外協力隊村落開発普及員としてドミニカ共和国に派遣 

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