ハイチ共和国の首都ポルトープランス近郊で、マグニチュード7.2の大地震が発生した。死者数など、詳しい被害状況については不明だが、多くの死者・行方不明者がいるものと予想されている。
インフラも大きな被害を受けており、電気・水が不通となり、通信状況も非常に悪い。現在、ポルトープランスの空港は機能しているものの、市街地までの道は部分的に遮断されている(13日国連人道問題調整事務所)。
本日、AMDA本部はこの甚大な地震被害に鑑み、日本から緊急医療支援チームを派遣することを決定した。このチームにAMDAカナダ支部の看護師がハイチで合流し、医療ニーズ調査の後、状況が許す範囲で医療活動を実施する予定である。
【派遣者およびフライト出発予定】
渡久地 宏文 (とくちひろふみ) 医師 沖縄セントラル病院所属医師 (沖縄市在住)
二ティアン ヴィーラバグ(Nithian Veeravagu) AMDA本部職員 (岡山市在住)
鈴木 梓 (すずきあずさ) AMDA社会開発機構職員 (岡山市在住)
【日本からの出発】 (いずれも現地時間)
ヴィーラバグ、鈴木は岡山から、渡久地医師は沖縄から成田に向かう
1月14日(木) 岡山駅発 16時14分 (のぞみ38号) /岡山駅ホームで取材お受けいたします
1月15日(金) 成田空港発 13:00 (AA176) -ダラス着9:20 / ダラス発 11:30 (AA600) – マイアミ着15:10
16日(土) マイアミ発 8:30 (AF3959) -ハイチ着10:20
1月15日(金)10時15分 成田空港 チェッキングカウンター付近で取材受付させていただきます
【AMDA多国籍医師団 ‐カナダ支部からの派遣】
カラ・ドッジ 看護師 AMDAカナダ支部所属 トロント在住
【派遣者紹介】
渡久地宏文
1998年のニカラグアハリケーンに対する緊急医療救援、2001年エルサルバドル地震に対する緊急救援、2005年グアテマラ豪雨に対する緊急救援、2007年ペルー沖地震に対する緊急医療救援に参加。
鈴木梓
2005年~07年 青年海外協力隊ジブチ国派遣(村落開発普及員)、07年~09年 民間企業アルジェリア支店勤務。2009年10月より AMDA社会開発機構に海外事業部職員として勤務。
【ハイチにおけるこれまでのAMDAの緊急医療救援活動】
2004年9月ハリケーン「ジーン」による洪水被害に対する緊急救援活動
本部から調整員を派遣し、被災者への医薬品や生活支援物資などの提供を、地元の修道会とともに実施した。
【皆様からの募金を受け付けております】
郵便振替:口座番号01250-2-40709 口座名「特定非営利活動法人アムダ」
*通信欄に「ハイチ地震」とご記入下さい
【お問い合わせ】
AMDAボランティアセンター 〒700-0013 岡山市北区伊福町 3-31-1
TEL086-252-7700 FAX086-252-7717
E-mail: member@amda.or.jp http://www.amda.or.jp