【インド・ブッダガヤ:2024年6月 農場だより】 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

【インド・ブッダガヤ:2024年6月 農場だより】

インド事業担当 岩尾智子







2022年より地元の専門家からのアドバイスをもとに、AMDAはブッダガヤでも農業事業を継続しています。5月末から6月にかけて、熱波に襲われたブッダガヤですが、農作物は順調に育っています。スタッフは日中の暑さを避け、朝と夕方の涼しい時間に作業を進めています。











6月は玉ねぎ、にんじん、緑豆の収穫を行い、一部はAMDAあおぞら食堂での食事支援やAMDAピースクリニックの妊婦さんに提供する軽食に使用しました。収穫できた緑豆の一部とウリは近所の女性などに配布しました。トウモロコシの収穫は未だですが、人の背丈ほどに成長しています。昨年はカラスによる食害被害があったので、今年はトウモロコシの上に糸を渡すなどして、防鳥被害対策を講じる予定です。稲作の苗づくりは6月初めに始める予定でしたが、熱波による影響で、2週間ほど延期し、6月22日に種まきを終えました。約1か月後、成長した苗を移植(田植え)予定です。

お米の種まき









7月は、稲作の苗の観察と稲作用に土地を準備する予定です。それに伴い、緑豆とトウモロコシの収穫を完了させておく必要があります。稲作で余ったスペースを活用し、今後も野菜の栽培も継続していきます。