インド・ブッダガヤ:2024年5月・6月AMDAあおぞら食堂(食事支援) – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

インド・ブッダガヤ:2024年5月・6月AMDAあおぞら食堂(食事支援)

ジュースを受け取る車いすの男性

インド担当 岩尾 智子








インド・ビハール州ブッダガヤで、2023年1月から毎週火曜日に行う「AMDAあおぞら食堂(食事支援)」は、酷暑の5月、6月も、熱波に負けず活動を継続しました。引き続き、夏に地元で大人気の「サットゥージュース(ひよこ豆、塩、香辛料とレモン)」を提供しました。

列に並ぶこどもたち









学校帰りの生徒、親子連れ、車いすの方、オートーリキシャーの運転手、工事現場で働く職人さんなど、5月は約100人、6月は約120人にジュースを配布しました。5月末から6月にかけて、最高気温が45度に達する日もあったため、開催中止も検討しました。しかし、現地スタッフから、配布時間を早めることで、比較的涼しい時間帯に活動を終えることができるので、継続したいという要望がありました。そこで、各自体調に気を配りながら準備を朝7時ごろからはじめて9時には活動を終えるよう調整しました。

木陰でジュースを飲む人









時間を変更したにも関わらず、集まる人の数もいつもと変わらず、大好評でした。中には、おかわりされる方もいるので、毎回、人数分より多めのジュースを用意してお待ちしています。「開始前から待ってくださる方の行列ができていました。酷暑の毎日なので、サトゥージュースを楽しみにしてくださっているのだと思います。」と報告がありました。また、準備を手伝ってくださっている地元スタッフ、ナイナさんは「暑い中、たくさんの人がジュースを求めて集まり、喜んでくれて大変嬉しいです。私も仕事をいただけて、やりがいを感じています。」と話しました。