岡山市立石井小学校様、ありがとうございました – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

岡山市立石井小学校様、ありがとうございました

GPSP支援局 総務担当 ブルックス 雅美

 


竹本 俊哉 校長先生

岡山市立石井小学校(竹本 俊哉 校長先生)では、6年生の総合的な学習として、「国際貢献~今、自分たちにできること~」を学ぶため、毎年AMDAに出前授業をご依頼いただいています。

2020年度は、3月2日、新型コロナウイルス感染を防ぐため、約70名を2クラスに分け、授業をさせていただきました。授業の冒頭にAMDAについて知っていることを聞くと、「困っている人を助けている」、「岡山に本部がある」等、積極的に回答。授業中もメモを取りながら、しっかりと話を聞いていました。授業の後半では、「平和を阻害する災害、紛争、貧困に対して、自分ができること」をテーマとしたグループワークを実施。みんなが「今できること」や「これからしていきたいこと」等、自由に多くの案を出し、授業の最後にはグループごとに発表しました。また、授業中には時間がなかったため、後日、先生を通じ、6年生から「AMDAの活動の大変さとやりがい・心がけていること」など質問をいただき、メールで回答しました。


授業の後、6年生が中心となり募金活動を実施し、集まった募金を卒業式の前日、「どうかこのお金で、困っている人たちを助けてください。」と手渡されました。

私自身、今回で石井小学校での授業は3回目となります。今年もこの6年生からの「困った人を助けるために、出来ることをしたい」という強い気持ちに触れ、私自身、励まされ、感謝で温かい気持ちになりました。この春卒業し、中学生になる皆様には、これからも「人」を思い、自分ができることを考え、実行する、そんな人になってほしいと願っています。貴重な機会とご支援を頂戴し、石井小学校様に感謝申し上げます。


最後に、6年生の担任の松下 史生先生より、コメントを頂戴いたしましたので、ご紹介いたします。
「石井小6年生は、「みんなで生きる」というテーマで国際貢献について学びました。今回、「世界でお互いに困っている人に対して、私たちにできることは何か。」について、深く考えました。グループで意見を出し合い、身近なことで意識してできることも多くあり、1人1人が意識を向けて話し合う場面をいただき、大変貴重な時間となりました。
また、1人の気持ちと行動で、「今生きている人を救うことができること」を知り、学校をあげて協力することができました。1人ではなかなかできないことも、多くの心が合わさることで“世界の力になれる”ということを知れ、貢献できた経験は、とても大きな励みとなりました。(石井小学校の求める子ども像の1つである「世界に目を向ける子」を目指す上で,大きな第一歩を歩むことができました。ありがとうございました。)」