プロジェクトオフィサー 金高摩耶
9月14日、岡山市立牧石小学校の6年生に向け、「『救いたい』を行動に!~私が小学校の時に知りたかったこと~」と題し、元AMDA職員のブルックス雅美がお話をさせていただきました。
最初の1校時、AMDAやAMDA中学高校生会の活動のお話をし、次の1校時ではグループワークを実施。
「災害」「戦争」「貧困」に対し、「今できること」、そして「大人になってできること」をみんなに考え、発表してもらいました。子どもたちが真剣に取り組み、積極的に自分たちの思うことを発表する姿を見て明るい未来を感じました。今回このような機会をいただいたことに感謝申し上げます。
講演後、同校からは以下の感想をいただきました。
世界の現状をなんとなくは知っていましたが、詳しくは知りませんでした。その現状について「支援団体はどのような取組みをしているのか。」と疑問に思うこともありました。そんな中、出前授業を受けてみて、その疑問も解決し、すっきりとしました。
世界のどこかの地域が、自然災害や紛争、戦争の被害にあった場合、AMDAはすぐに現地へ出発できるように準備をしていて、少しでも早くに支援ができるようにしています。また、支援する地域の医療活動については、避難バスのようなものを用意し、持病のある人の薬などを用意しています。子どもの不安を少しでも取り除く、または軽くするような遊びなどの活動を行い、子どもたちの心の負担を小さくしていくような支援もされているそうです。
これからは、もっと世界の現状や支援団体の取組みを知った上で、子どもの私たちにできることを探して、世界の人たちを支えていきたいと思います。この感想を読んで下さったみなさんも、できることから少しずつでも行動してみませんか。
岡山市立牧石小学校 6年生児童