宮城県気仙沼市 南町紫神社前商店街11月イベント活動報告 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

宮城県気仙沼市 南町紫神社前商店街11月イベント活動報告

復興グルメF-1大会運営事務局 菅原 尚美

[東日本大震災復興支援事業]


《4周年スローフェスタ》

11月6日、7日に気仙沼スローフェスタ2021が行われました。
スローフェスタは震災前に1度だけ行われたことがあり、内湾南町地区で地場産品及び飲食の出店など、車道を通行止めにしての大がかりなイベントを行いました。今で言うマルシェの様なイベントで大盛況でした。

気仙沼市東日本大震災復興10年記念事業として、内湾地区の商業施設と紫神社前商店街通りを使い、市内の事業所さん達がテントで食品や物販を販売しました。気仙沼にゆかりのある芸能人や郷土芸能、地元バンドなどのステージ発表も行われとても盛り上がりました。

二日間とも自粛ムードの中大勢の人達が市、内外から訪れ、商店街にもたくさんの方々にお越しいただきました。市の職員が総出で入場者チェックを行っておりましたが、それでも密は避けられない感じでした。 今後のイベントのあり方を勉強する良い機会になりました。








《コロナに負けない ♬食料品を配ります =ささやかな生活応援=》

コロナ支援を始めるきっかけとなった人達は、震災復興住宅や地区の自治会館に出向いて『うたっこライブ』を震災より行っていた方達です。新商店街が出来てからも月に一回のペースで『うたっこライブ』を行って頂きました。コロナによってライブは中止になり、今までライブに来て頂いていた方々もコロナで困窮しているとの思いで食糧を各社や知人より集めて頂き、ライブ開催時と同様に月に一度のペースで配布するかたちになりました。

始めた頃はあまり人数も多くはなかったのですが、今ではかなりの人達が集まって来るようになりました。やはり2年間の自粛生活はあらゆるところに影響が出ている感じがします。11月15日には農家さんよりお米を300kg頂き、商店街で精米して3~4kgづつ皆様におわたしし、大変喜ばれました。

あまり無理をせずに継続していきたいと思っています。