インド支部長カマト医師 無料医療支援活動に参加 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

インド支部長カマト医師 無料医療支援活動に参加

インド担当 岩尾 智子


菅波代表と談笑するカマト支部長(右)

インド伝統医学アユルベーダの医師でもある、セティクマール・カマトAMDAインド支部長は、10月31日、インド南部ケララ州の主要都市であるコーチで行われた無料医療支援活動に参加しました。

地元の団体(Shrimad Bhuvanendra Thirtha Swami Charitable Trust)が実施するこの無料医療支援活動は貧困世帯を対象に、南インド内の様々な場所で毎月行われており、今回の支援活動が40回目となりました。現在までに診察した患者は6,000人以上に上ります。


カマト支部長が責任者を務める
アユルベーダ医療センター


患者を診察するカマト支部長

地元の団体が運営するアユルベーダ医療センターの責任者であるカマト支部長は、医師、学生、セラピストら計13人の医療チームとともに無料医療支援活動に参加し204人を診察。関節痛、腰痛、消化器系の症状、喘息、肌のトラブルや精神的な悩みなど、患者が抱える健康問題に対応しました。診察を受けた患者からは「家の近所で健康相談ができ、必要に応じてアユルベーダの薬を無料で提供してもらえることが嬉しい、感謝しています。」という声が聞かれました。

活動に参加したカマト支部長は、「アユルベーダ医療センター長であることに加えて、アユルベーダ医師として長年の経験があるので、今後を担う若い医師を指導していくという意味もあり、活動に参加しています。」と参加する意義について話しました。

地元の団体による無料医療支援活動は来年も計画されており、AMDAもこの活動に協力する予定です。


無料医療支援活動の様子


アユルベーダの薬