救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

2026年ベネズエラ地震被災者緊急支援活動⑬

相次ぐ2つの地震に見舞われた南米ベネズエラの被災地では、発災から2か月近くが経過し、少しずつ日常が戻りつつあります。

AMDAが活動を続けてきたラ・グアイラ州カラバジェダ町の仮設診療所周辺は、活動当初、崩壊した建物が多く、人通りもほとんどなく、被害を免れたお店も閉店しているような状況でした。しかし、最近では仮設診療所周辺のレストランが徐々に営業を再開し、地元の方が食事を楽しむ姿がみられるようになりました。また、漁師が漁を再開し始めており、AMDAメンバーとして活動する地元医師も「復興の兆しがみえてきた」と話しています。

被災直後は、崩壊した建物から救出される親族や知人を待つ人々が建物周辺に立っている姿を見かけましたが、現在はそのような光景は見られなくなりました。代わりに、解体された建物の瓦礫を運び出すための重機が待機しています。また、瓦礫を運搬するトラックが通行しやすいよう幹線道路の一部を通行止めにするなど、復興作業を前に進めるための工夫も見られます。一方で、工事の影響もあり、周辺には今もホコリっぽさが残っています。

AMDAは8月13日から15日まで、引き続き仮設診療所で医療支援活動を行いました。

被災地で徐々に日常が戻りつつあることを踏まえ、現地時間の8月15日をもって、AMDAは緊急フェーズとして実施してきた医療支援活動を一旦終了しました。今後は、この活動をきっかけに地元のボランティア医師らによって立ち上げられた団体と、これまで仮設診療所へベネズエラ人医療者の派遣を続けてきた現地の医療団体が中心となり、仮設診療所での医療支援を継続する予定です。

現在、AMDAは復興支援に向けた活動を計画しています。今後も引き続き、被災地のニーズに寄り添った活動を続けてまいります。