AMDAは、戦闘地域から遠く離れたウクライナ南西部チェルニウツィにある『City of Goodness』を継続的に支援しています。そこには、戦火を逃れて避難してきた親子や孤児、DV・貧困から身を守るため駆け込んできた親子が暮らしています。また、緩和ケアを行う同団体の施設『バタフライ・ハウス』では、重たい病気を抱える子どもたちを受け入れています。


3月18日に行ったオンラインミーティングでは、『City of Goodness』の近況を共有いただきました。今年の冬は、最低気温が-30度に達し、1.5メートルの積雪を観測するなどウクライナ危機勃発以降、この4年間で一番厳しい寒さとなりました。さらに、比較的安全とされていたチェルニウツィでも、エネルギー施設を中心に頻繁な空爆があり、電気が2時間ほどしか使用できない日が2か月ちかく続いています。
この影響により、電気を欠かすことができない医療器材や暖房を使用するため、発電機を継続的に稼働させた結果、燃料費だけで1か月1万ドル(約160万円)を要し、進行中の別のプロジェクトを中断せざるを得ない状況となっています。3月に入ってからも2日に1度は空襲警報が鳴り、地下の防空壕で一夜を明かす日もあり、厳しい状況が続いています。一方で、この冬、子どもたちは久々の雪を楽しみ、雪だるまを作るなどして遊びました。クリスマスにはウクライナを代表する合唱団による公演が行われ、施設のみんなで楽しみました。


ミーティングで報告くださったCity of Goodnessのゾリアナ氏は「今日お伝えした活動は、ご支援くださる方がいるからこそ実施できています。AMDAからの継続的なご支援は、私たちの活動に安定をもたらしてくれます。支えてくださる方がいるからこそ、私たちは強くあり続けることができ、緩和ケアが必要な子どもたちへの医療支援を含む活動を継続できます。さらに、全てを失い、City of Goodnessという安心できる場所にたどり着いた、親子や家族、子どもたちにとって、支えてくれる人がいるということは希望に繋がります。」と継続的な支援の重要性を訴えました。
AMDAは、City of Goodnessをこれからも応援していきます。
