救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

インド・ブッダガヤ:2025年7月から2026年2月AMDAピースクリニックの活動

2009年に開院したAMDAピースクリニック(APC)では、2014年より母子保健事業を実施しています。APCの主な活動は、地元医師による月2回の妊産婦健診、毎週水曜日に開催するマタニティクラス(健康教育・栄養プログラム)、そしてAPCスタッフによる妊産婦宅への訪問です。さらに、急変時の連絡対応や困りごとの相談など、ブッダガヤのお母さんに寄り添った支援を続けています。

年末には、サプライズがありました。APCに通うお母さんが有志で集まり、APCスタッフへの感謝の気持ちを込めて、持ち寄った食材で昼食を作り振る舞ってくれた、と現地から報告がありました。お母さんたちの地元スタッフに対する厚い信頼を改めて感じるとともに、多くの方に支えられてこの事業を長年続けてこられたことを嬉しく思いました。

また、APCを利用しているスウィーティーさんは、ご自身の体験を交えながら、APCへの想いを次のように語ってくださいました。

「知人から話を聞き、APCに通うようになって大正解でした。月2回の妊産婦健診やサプリなどの必要な医薬品は無償で提供され、APCの補助により超音波検査も低価格で受けることができます。マタニティクラスでの血圧測定や健康相談もあり、安心して妊娠生活を送ることができました。お腹の赤ちゃんが双子だと分かった時には驚きましたが、その後も変わらずAPCスタッフの皆さんが親身に対応してくださいました。何を食べればよいか、何に気を付けて生活すればよいかなど、妊娠中の注意点を教えてくださり、絶対安静を言い渡されていた私を気にかけて、体調を気遣う電話もいただきました。

9月22日、帝王切開で2人の女の子を授かりました。人生で一番幸せを感じた瞬間でした。最初は2人の赤ちゃんのお世話ができるか心配でしたが、神のご加護とAPCスタッフのサポートのおかげで、今はうまくやれています。2人とも元気に成長しています。

産後もAPCと定期的に連絡を取り、体調に不安がある時には相談しています。先日は不正出血が続いたため、隣町ガヤにある政府系の基幹病院を受診することになりました。この時もAPCに相談すると、女性スタッフが同行してくださり、安心して受診することができました。現在も治療中ですが、医師からは治療を続ければ回復すると言われています。

私を単なる患者としてではなく、家族の一員のようにケアしてくださるAPCスタッフの皆さんに感謝しています。」

【今回の報告期間(2025年7月~2026年2月)における利用者推移】

  • 妊産婦健診
  • マタニティークラス(健康教育・栄養プログラム)

 の利用者推移はグラフをご参照ください。