救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

インド・ブッダガヤ:2025年8月~2026年2月農場だより

AMDAは、現地関連団体である日本インド友好医療センタートラストとともに、インド・ブッダガヤで農業事業を行っています。

雨季が続く8月には、田植に加え、パパイヤやバナナの木を植え、空いている農地にアルハル豆の種をまきました。月末に、ブッダガヤ近郊の村で洪水が発生した際には、被災した方々へ、他の食料とともに農業事業で収穫した玉ねぎも配布し喜ばれました。

9月から10月にかけては、田んぼの草刈りやコリアンダーの種まき、なすの苗植え、玉ねぎの苗づくりなどを行い、野菜の種まきを予定している農地の整備を進めました。

10月末から11月には、稲刈りや稲の乾燥、脱穀を行いました。さらに、次のシーズンに備えてトラクターで田んぼを耕し、菜の花やほうれん草などの野菜の種まきをしました。一部の作物には虫食いも見られましたが、必要に応じて最低限の農薬を使用しながら管理することで、野菜は順調に育ちました。その結果、12月にはコリアンダー、ほうれん草、なすを収穫することができました。

また、新たに、カリフラワー、キャベツ、ビーツなどの種まきを行い、玉ねぎの苗も育てました。 翌1月には成長した玉ねぎの苗を別の場所に移植するとともに、ニンニクとジャガイモの植え付けを行いました。2月には、コリアンダー、ほうれん草、青ネギ、大根、カリフラワーなどが収穫の時期を迎え、これらの野菜はブッダガヤで実施している食事支援や、母子保健事業で提供する軽食に活用されました。

さらに、収穫した野菜の一部は、日頃農作業でお世話になっている女性や、母子保健事業を通じて支援するお母さんなど、のべ19人に配布しました。野菜を受け取ったお母さんの一人は、「妊娠が分かって以来、AMDAピースクリニック(母子保健事業の拠点)に通っており、現在、妊娠9か月目に入りました。以前、一度野菜をいただいた際には、家族で美味しくいただきました。採れたての新鮮な野菜はとても味がよかったです。今回いただいた、なすや青ネギ、コリアンダーもとても新鮮そうです。今日は野菜を買わずに済みます。妊娠生活を様々な形で支えていただき、感謝しています。」と嬉しそうに話されました。

3月は、移植後成長している玉ねぎの水やりに加えて、菜の花、ジャガイモの収穫を進める予定です。