AMDAは特定非営利活動法人「ルワンダの教育を考える会」とともにアフリカ・ルワンダでの学校健診の普及活動に取り組んでいます。今年度もキビリジ地区病院の協力のもと、学校健診を実施しました。

■健診の実施概要
- 日程: 2025年9月24日〜26日の3日間
- 場所: ルワンダ南部州ギサガラ地区GSキビリジ校
- 対象:幼稚園1年から小学校5年(3~15歳)までの合計1,030名の児童
本地域では、多くの家庭が経済的困難や医療機関までの距離の問題を抱えており、子どもたちが必要な医療を受けられない状況が続いています。今回の活動に対し、保護者からは「子どもの健康に良い影響を与える機会となった」といった声が寄せられました。健診の結果、健康問題が見つかった児童の数は総受診者数の19.7%の203名でした。
最も多く見られたのは頭部白癬で109例(健康問題が見つかった児童の内の54%)でした。虫歯も46例(同22.8%)と高頻度で、頭部白癬と虫歯など、複数の疾患を併発している児童も少なくありませんでした。
またアレルギー性結膜炎、停留精巣も比較的多く確認されました。






■ フォローアップと保護者向け健康教育
11月6日~7日の2日間にわたり、医師1名・看護師1名が中心となって保護者向け健康教育セッションを実施しました。
今回の健診で見つかった疾患の多くは、保護者が気づきにくい、また疾患に対する認識が十分に広まっていないため、治療の開始が遅れてしまうことが背景にありました。そのため疾患について理解を深めるための説明を行い、適切な治療が受けられるように、地域の医療機関の受診を案内しました。
