第2回検眼技術向上セミナー
昨年に引き続き2011年6月14日から18日までモンゴル、ウランバートルを中心に第2回検眼技術向上セミナーが行われている。
日本から日本眼鏡技術者協会の内田豪氏をモンゴルに招き、子どもの斜視弱視や屈折異常に関わる検眼師としての正しい知識と技術についての講義を2日間行い、残り2日は実際に子どもの眼鏡の検眼を訓練する。
総勢100名の受講者の中には700Kmはなれたドルノド県から車で丸一日かかって来た人もいる。受講者からは、下記の感想があった。
・「子どもの正しい視力測定がその子の将来に関わる重要なことであることが良くわかった」
・「これまでなんとなくわかっていたつもりにたっていたことが、今回のセミナーで明確な理由を分かりやすく説明してただいたおかげで確実な自分の知識と技術になった」
また、下記の声もあがっている。
・「これからの実技では子どもの眼鏡の選び方をデザイン重視ではなく教えてほしい」
・「日本での研修の機会があれば是非勉強したい」という
モンゴルの人口の1/3をしめる18歳以下の子どもたちの目の健康をAMDAが支援することはモンゴルの国の将来を担う世代への医療貢献として、モンゴ社会の中での注目度も高い。