スリランカ公立ジャフナ教育病院に対する加圧滅菌器の寄贈 – AMDA(アムダ)
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国連経済社会理事会総合協議資格NGO

スリランカ公立ジャフナ教育病院に対する加圧滅菌器の寄贈

スリランカ公立ジャフナ教育病院に対する加圧滅菌器の寄贈

2011年8月、AMDAは台湾IHA (International Health Action) と協力して、スリランカ北部のジャフナ教育病院で134人に対して無料の白内障手術を行った。ジャフナ県は2009年までの30年間続いたスリランカの内戦で荒廃した場所である。

手術はジャフナ教育病院の眼科で行われたが、その際に殺菌消毒する機械が備えられていなかった。

台湾から来た医師らは、帰国後にそのことを台湾IHAに報告し、台湾IHAがAMDAを通じてジャフナ教育病院に加圧滅菌器(オートクレーブ)を寄付することを決定した。

加圧滅菌器の贈呈式は2012年6月21日にジャフナ教育病院の眼科で行われ、院長や外科医、眼科スタッフ、AMDAスリランカ支部長、AMDA本部職員が出席した。

贈呈式の冒頭で、院長から病院にとって必要な機材を寄付してくれたことに対しての感謝の言葉が述べられた。その後、AMDAスリランカ支部長から院長に加圧滅菌器が手渡され、その場で加圧滅菌器が問題なく稼働することが確認された。

最後に、AMDAと台湾IHAに対して感謝状が送られ、病院の眼科スタッフから感謝の意が表された。

AMDAは、2011年8月の北部ジャフナ県での白内障手術の後、スリランカ東部と南部で2回の白内障手術を行った。

次回は2012年8月に第4回目の白内障手術ミッションをスリランカの中部州で予定している。