おかやま国際塾4期生が海外研修先・フィリピンへ出発
今年で4年目を迎えた「おかやま国際塾(注)」の4期生が、8月23日、関西国際空港より本年度の海外研修先であるフィリピンに出発する。
おかやま国際塾とはAMDAと岡山大学法学部教員が合同で、2011年に開始したグローバル人材の育成を目的としたプログラムで、本年度は6月15日に開催した開講式から、出発までの約2か月間、4名の塾生らは現地でのスケジュールや、ホームステイの調整、活動内容企画立案、フィリピンの大学で学生に向けて発表するための英語のプレゼンテーションなどを準備してきた。また本年度は、2013年10月に発生したボホール島地震の被災地への訪問も、活動の柱となっており、被災地にある小学生との交流も予定している。研修先では以下のようなスケジュールで研修を行い、帰国後は、岡山で報告会を開く予定。
■岡山からの出発および全日程のプログラム概要
8/23
6:25 岡山駅西口 高速バス乗り場 出発
13:00 関西国際空港発(3K764便)
16:00 フィリピン・マニラ(ニノイ・アキノ国際空港)着
フィリピン開発アカデミー表敬訪問
8/24
8:25 フィリピン・マニラ発 (5J617便)
9:40 フィリピン・ボホール島(タグビララン空港)着
孤児院訪問(文化交流)
8/25
ボホール州立大学訪問(ディスカッションとプレゼンテーション)
家屋再建プログラム参加、ホームステイ
8/26
ボホール州立大学訪問(スポーツ交流)、ホームステイ
8/27
マリボホック中央小学校にて衛生教育、文化交流、
理科実験のデモンストレーション、ホームステイ
8/28
植林プログラム参加、ホームステイ
8/29
10:20 フィリピン・ボホール島 発(5J618便)
11:35フィリピン・マニラ 着
8/30
6:50 フィリピン・マニラ 発 発(3K763便)
11:50関西国際空港 着
■出発者:平成26年度 おかやま国際塾・塾生4名、引率1名
岡山大学 法学部2年 大津 祥子
岡山大学 法学部3年 永瀬 大騎
就実大学 薬学部3年 松原 嘉子
岡山大学 法学部3年 三宅 香菜子
AMDA職員 国際部 プロジェクトオフィサー/看護師 山崎 希(引率)
(注)おかやま国際塾とは
おかやま国際塾とは、県内の大学生に、国連認定NGOのAMDAが行う国際貢献活動の企画、立案および実施のすべてに関わる機会を提供することにより、国際貢献活動への理解を深めかつ企画および管理能力を身につけてもらい、社会のグローバル化に対応できる人材を養成することを目的として実施するもの。 国内研修では岡山大学法学部 黒神直純 教授やAMDA職員による講習を実施する。2011年度からスタートした本プログラムでは、第1回塾生として岡山県内の大学生8名が参加し、モンゴルでの海外研修活動実施。2012年度の2期生3名はインドネシアで、2013年度3期生3名はスリランカでの海外研修を行った。事前準備から学生が関わり、現地の大学生との交流やホームステイ、医療施設の視察などを通して、多くを学ぶ。
【お問い合わせ】
AMDAボランティアセンター内 おかやま国際塾実行委員
〒700-0013 岡山市北区伊福町3-31-1
TEL:086−252−7700 FAX:086−252−7717
E-mail: member@amda.or.jp
http://www.amda.or.jp