金沢大学公認医療系サークルKURE ネパール母と子の病院見学受け入れ – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

金沢大学公認医療系サークルKURE ネパール母と子の病院見学受け入れ

学生医療系サークル「金沢大学公認医療系サークルKURE」の夏季海外研修としてAMDAネパール、AMDA兵庫の協力によりネパール母と子の病院の見学受け入れを行いました。
学生からの活動報告を一部、抜粋して紹介します。
金沢大学公認医療系サークルKUREは、「アジアの発展途上国へ赴き、海外の医療やさまざまな社会問題に身を持って接し、それらに携わる機関を訪問する。訪問前は勉強会のみならずホテルや航空券の手配、訪問先のアポイント取りまで所属する学生らのみで行う。現地にて普段の学生生活では見えてこないものを自らの目で見て、感じ、自分たちなりに考える。帰国後は報告会を行い、地域還元を図る。」ことを目的として、海外研修を実施しており、その訪問先の一つとして、ネパール母と子の病院を訪れることとなりました。
ネパール母と子の病院を訪問にあたっては日本のNGOが支援している現地の病院を見学し、現地の医療や支援状態を知ることを目的としました。
当日は、AMDA病院の、外来診療部門、救急病棟、小児科病棟、分娩室病棟、婦人科と手術部門、NICUそれぞれ30分ずつ見学を行い、その後質疑応答や院長とディスカッションを行うことができました。







日本のNGOの団体が関わる病院を見学したことにより、資金援助のみならず、日本の技術提供や病院設立後の医療者の教育にも携わっていることを知ることができました。このことから、支援は設立後も現地の方々の力でさらに医療が多くの人に行き渡るような形で提供されることが、意味のある援助につながっていくのだと学ぶことができました。
今後は、今回の見学から学んだことや、研修中に訪れたそのほかの施設なども合わせ、ネパールから学んだことを、他の仲間たちと考えを深め、11月に行われる大学での報告会で多くの方に知ってもらい、この経験を地域の方々などに還元していきたいと思います。
今回、AMDAの皆様には大学の一サークルの私たちのお願いに対して、現地の病院と連絡をとってくださるなど、丁寧な対応をして頂き、一同感謝しております。ありがとうございました。