ネパール中部地震被災者に対する緊急医療支援活動開始決定 速報1 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

ネパール中部地震被災者に対する緊急医療支援活動開始決定 速報1

本日、4月25日15時11分(現地時間11時56分)頃、ネパールの首都カトマンズから北西77km(北緯28.16度、東経84.72度)地点を震源とする、マグニチュード7.9の大地震が発生した。(米国地質調査所による)

カトマンズでは、煉瓦造りの建物が多い旧市街地を中心に甚大な被害が発生している模様である。カトマンズのAMDAネパールの支部長サロジ・オジャ医師らの安全は確認できたが、現地との通信が大変繋がりにくい状況が続いている。

この甚大な被害に鑑み、AMDAでは日本からの緊急支援チームの派遣を決定した。明日のうちに、マレーシアのクアラルンプールまで行き情報収集などを続け、カトマンズ空港が再開次第カトマンズ入りし、AMDAネパール医師団とともに医療支援活動を行う予定
である。

■本部からの派遣
4月26日
関西空港発16時55分 クアラルンプール着 22時40分
(エア アジアD7 537)
岡山駅発 12時49分 (のぞみ24号) 新大阪経由
関空着 14時34分

岡山駅新幹線改札 12時20分集合

▲岡山駅を出発する大政事務所長(左)と芝田看護師(右)

■日本からの派遣者プロフィール
大政 朋子(おおまさ ともこ)GPSPクアラルンプール事務所長
(4月のサイクロンパム緊急支援活動から帰国後、本部滞在中)

柴田 幸江(しばた さちえ) プロジェクトオフィサー 看護師

■現地協力団体
AMDAネパール
AMDA ネパール支部は、91年のビスヌ村プロジェクト、巡回診療プロジェクトを皮切りに、様々な医療プロジェクトを実施してきた。また93年のジブチのソマリア難民緊急医療支援以来、04年スマトラ沖大地震大津波、10年ハイチ大地震他、数々のAMDAの多国籍医師団の緊急医療支援活動に参加している。

■これまでのネパールでの主な活動
(AMDAネパールとAMDAの共同事業)
1991年 カトマンズ近郊ビスヌ村地域保健及び巡回診療プロジェクト
1992年 ブータン難民緊急救援医療支援プロジェクト
1993年 東部洪水緊急救援プロジェクト
1994年 タンコット村眼科診療及び母子保健プロジェクト
1998年 シッダールタ母と子の病院開院

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