第11回復興グルメ F-1大会in 南三陸町 ボランティアバス活動報告 – AMDA(アムダ)
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国連経済社会理事会総合協議資格NGO

第11回復興グルメ F-1大会in 南三陸町 ボランティアバス活動報告










第11回復興グルメF1大会開催に合わせて、岡山からボランティアバスを運行しました。

宮城県南三陸町で開催される「第11回復興グルメF-1大会」に参加するため、2015年11月13日(金)夜8時、第8回目となる「ボランティアバス」を運行しました。
ボラバスの運行は2013年10月からスタートし、これまで南三陸町(宮城県)、南相馬市(福島)、七が浜町(宮城県)、陸前高田市(岩手県)、相馬市(福島)、大槌町(岩手)、気仙沼市(宮城県)と運行して、今回の南三陸町は2度目の大会の地となります。












ボラバスは、AMDAが東日本大震災復興支援事業として実施している「復興グルメF-1大会」の準備から当日の運営、片付けまでを担うボランティアを募集し、被災地の方とともにイベントを成功させ、復興に向けた喜びを共有することが大きな目的です。
ボランティアバスへの参加者は高校生から60代までと年齢層も幅広く、今回30名が参加しました。初めての人とリピーターがほぼ半々の割合で、リピーターの中には全8回すべて参加する方もいました。

14日(土)、南三陸さんさん商店街へ到着した一行は昼食後、バスで被災地を見学し、あちらこちらに盛り土がおかれている現状を目の当たりにしました。
その後は、小雨降る中、会場となるベイサイドアリーナ特設会場で、約20のテントを張り、のぼり旗の設営やテーブル・イスの設置など、かなりハードな作業をこなしました。

作業後は、宿泊先の研修室に場所を移動し、被災前と被災当時のスライドを見せてもらいながら、被災当時のお話をきき、その後参加者からの質疑応答となりました。
さらに夕食会では、地元の方との交流の時間も設けました。

大会当日も早朝から小雨が降る中、会場設営の準備作業を行い、大会開始後は、各ブースの手伝いやチケット販売所での案内等、大きな声で呼び込みを行ったり、笑顔でグルメを手渡したりと、一人一人が一所懸命に活動。あっという間に、終了の時間となりました。












3日間のボランティア行程を終えて、
「参加を重ねるほど帰りたくない気持ちが強くなる。」
「現地の方やボラバスの皆さんの温かさや優しさを感じ、一緒に活動できて嬉しい。」
などの感想があげられました。

次回のF-1グルメ大会は、来年3月もしくは4月に開催を予定しており、ボランティアバスも運行を予定しています。