おかやま国際塾5期生報告会 開催報告 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

おかやま国際塾5期生報告会 開催報告


おかやま国際塾(注)5期生はベトナム・ブンタウ省とホーチミン市にある大学の学生と協力し2015年6月から日本での事前研修を行った後、8月18日から25日の日程でベトナムでの現地研修を現地学生と一緒に行いました。その報告会が2015年11月18日、岡山大学文法経講義棟24番講義室で行われました。サブタイトルを“グローバル社会で活躍するために”と題して行われた報告会の立案、計画、運営まで全て塾生が中心となって行いました。

まず、おかやま国際塾実行委員・副委員長であり岡山大学法学部教授である黒神先生から開会の挨拶があった後、AMDA担当者からおかやま国際塾が始まった経緯やコンセプトについての説明がありました。続いて、修了証が黒神先生から5期生へ手渡されると、会場から拍手が沸き起こりました。

昨年、フィリピンで現地研修を行ったおかやま国際塾4期生を代表して、松原さんからは昨年の経験と現在、松原さんが参加している活動の様子やその活動に対する自分自身の考えや意気込みを、“グローバル社会で活躍するには?”というサブテーマに沿ってお話いただきました。







おかやま国際塾5期生の活動報告では、塾生が国際塾に参加した動機から始まり、事前研修、現地での活動の様子の説明があった後、今回の経験をもとにグローバル社会で活躍するために必要だと考える要素を4点(計画、マナー、ハプニング、異文化理解)にまとめて自分たちの意見を交えながら発表しました。質疑応答では、報告会に参加した学生から“ハプニングが起こったときにどう対応したか?”“ベトナム戦争について現地研修で新たに学んだことは?”などいくつかの質問がありました。












特別講演として大阪大学グローバルコラボレーションセンター特任助教である安藤先生から、コートジボワールでの難民キャンプでのインターン経験をご紹介いただき、最後に国際塾5期生による閉会の挨拶により報告会が閉会となりました。

(注) おかやま国際塾とは、県内の大学生に、国連認定NGOのAMDAが行う国際貢献活動の企画、立案および実施のすべてに関わる機会を提供することにより、国際貢献活動への理解を深めかつ企画および管理能力を身につけてもらい、社会のグローバル化に対応できる人財を養成することを目的として実施するもの。国内研修では岡山大学法学部 黒神直純 教授やAMDA職員による講習を実施する。2011年度からスタートした本プログラムでは、これまでにモンゴル、インドネシア、スリランカ、フィリピンでの海外研修を実施してきた。事前準備から学生が関わり、現地の大学生との交流やホームステイ、医療施設の視察などを通して、多くを学ぶ。