AMDA速報19 熊本地震被災者緊急医療支援 総社市・AMDA合同活動 – AMDA(アムダ)
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国連経済社会理事会総合協議資格NGO

AMDA速報19 熊本地震被災者緊急医療支援 総社市・AMDA合同活動

AMDAが支援活動を継続している広安小学校の体育館で11日、避難者と支援スタッフの合同音楽会が開かれた。AMDA鍼灸チームのはり治療を受け、症状が改善した避難者が「スタッフへのお礼に」と縦笛のケーナをプレゼントしたのがきっかけで、避難所で音楽会の開催が決まった。避難者は笑顔であふれ、和やかな雰囲気に包まれた。当日は避難者と支援スタッフがケーナとギターで「あの素晴らしい愛をもう一度」などを演奏、看護師や避難者が合唱した。避難者らは「久しぶりに楽しい時間が過ごせた」「明日から頑張ろうという気持ちがわいた」と喜んでいた。

12日、AMDAと合同支援活動をしている総社市の片岡聡一市長が、AMDA救護室がある避難所の広安小学校を初めて訪問。避難者を激励するとともに長机とパイプ椅子などを贈った。
総社市は益城町陸上競技場にテント村を開設しており、11日には12回目の救助隊を派遣。これまで現地入りした総社市職員は延べ47人(一般職44人、保健師3人)となっている。

また、広安小学校では震災直後より、、アレルギーを持っている3年生の男子児童がおり、AMDA救護所でエピペンを預かり、食料も、他の食べ物と混同しないように、総社市から提供された電気ポットをアレルギーの方専用として使用していた。現在も被災地ではアレルギー対応食品が手に入りにくい状況が続いており、AMDAは13日、救護室を訪れた男子児童に、アルファー米と白米を提供した。
男子児童親子からは「給食が始まったらどうしようかと心配していました。本当に安心しました。ありがとうございます」との言葉をいただいた。

■第17次派遣に鍼灸師1名が入っておりませんでした。お詫びして追記いたします。
【第17次派遣】5月12日出発
太田 幹人(おおた みきひと)/鍼灸師/熊本県在住
【第18次派遣】 5月13日出発
佐藤 有希(さとう ゆき)/看護師/宮城県在住
田中 美和(たなか みわ)/介護福祉士/徳島県在住
今井 賢治(いまい けんじ)/鍼灸師/東京都在住
皆川 陽一(みなかわ よういち)/鍼灸師/東京都在住
中野 祐也(なかの ゆうや)/鍼灸師/宮崎県在住
中野 侑子(なかの ゆうこ)/鍼灸師/宮崎県在住
【第19次派遣】 5月14日出発(予定)
藤田 智幸(ふじた ともゆき)/介護福祉士/岡山県在住
木元 嵩裕(きもと たかひろ)/介護福祉士/岡山県在住
三輪 正敬(みわ まさたか)/鍼灸師/東京都在住
■5月13日までの派遣者数 (97人) 延べ102人
医師15人(述べ人数)、看護師29人、薬剤師5人、
介護福祉士14人、理学療法士4人、調整員13人、鍼灸師22人(述べ人数)
※人数情報の更新が一部漏れておりました。この度お詫びして訂正いたします。

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