AMDA速報23 熊本地震被災者緊急支援活動 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

AMDA速報23 熊本地震被災者緊急支援活動

小学校が再開し、自宅に帰られる方もおられ、最大およそ800人を数えた広安小学校の避難者数は、6月7日現在体育館に136人、特別活動室には11人、車中泊は10人の合計157人となっている。自宅が半壊や全壊などで、再び住むことができず、また仮設住宅が決まっていない方が避難所での生活を続けている。

AMDAは現在も避難者への熊本市在住の鍼灸師による鍼治療をサポートしている。

熊本在住の6人の鍼灸師による、広安小学校避難者への鍼治療は、火・木・日の週3日となり、不定期で「シルバーピアさくら樹」で避難者へのマッサージなどを施し、避難者のストレス軽減に努めている。20人ほどの利用者が毎回鍼治療を受けに訪れる。避難所生活が長引き、癒しの時間として鍼治療はとてもありがたいという避難者からの声をいただいている。

広安小学校にいる避難者が、避難所を出て各自の帰宅先が見つかるまで、AMDAは避難者への鍼灸治療を行っていく。

AMDA医療チームの記録
派遣者数合計115人(延べ127人)
(内訳:医師16人、看護師34人、薬剤師5人、介護福祉士26人、理学療法士4人、鍼灸師29人、調整員13人)※すべて延べ人数
最終的に精査し、この数字を以てご報告させていただきます。

6月8日までの患者(利用者)数延べ人数
総計2114名
(救護室:計1068名)
広安小学校医療(4月16日〜5月14日) 979名
テント村救護室健康相談(4月28日〜5月31日) 89名
(鍼灸:計1046名)
広安小学校(4月25日〜6月8日) 962名
テント村救護室(5月2日〜5月25日) 64名
特別養護老人ホームさくら樹(5月14日〜単発で3日間、最終5月25日)20名

【皆様からの募金を受け付けております】
■郵便振替:口座番号01250-2-40709 口座名:特定非営利活動法人アムダ
通信欄に「158熊本支援」とご記入下さい
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