AMDA速報1 ハイチ・大型ハリケーン被災者に対する緊急医療支援活動 開始 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

AMDA速報1 ハイチ・大型ハリケーン被災者に対する緊急医療支援活動 開始

カテゴリー4の大型ハリケーン「マシュー」は現地時間10月4日午前7時頃にカリブ海のハイチに到達。
同日午前に最大風速145mph(約65m/s)を記録し、暴風雨を伴いながらカリブ海を通過し5日までに、少なくとも26人が死亡した模様である。

直撃を受けたハイチと隣国ドミニカでは、倒木や家屋倒壊によって20人以上が死亡したほか、土砂崩れや川の氾濫が確認されている。
ハリケーンは北上を続け6日以降、米南部に接近する見通し。
フロリダ州やサウスカロライナ州では住民が避難を始めた。(ロイター通信等による)
米ハリケーンセンターによると、「マシュー」は一時、5段階で最も威力が強い「カテゴリー5」だったが、その後やや弱まったものの、北上に伴い再び勢力を増す可能性があるという。
この甚大な被害に鑑み、AMDAでは緊急支援活動をハイチで実施することを決定した。
AMDA本部から調整員を派遣し、AMDAハイチの医師らと合同で活動を行う予定で、ハイチ入りのフライトの調整を始めている。

ハイチは、2010年1月に大地震に見舞われ22万人を超える死者と総人口の1/3にあたる300万人の被災者を出す惨事となった。
AMDAは緊急医療支援活動とそれに続く義足作成支援事業に、AMDA支部8か国から37人(医師17人、看護師8人、調整員9人、技師装具士2人)をハイチに派遣した。
また、2010年大地震後のハイチでは10月にはコレラが広まり深刻な事態に陥った。
AMDAは日本から医師3人調整員2人を派遣し治療と衛生環境改善にあたった。
これらの活動を共に行ったAMDAハイチのメンバーとともに、被災地のニーズを確認し最も効果的な活動を見つけ出して行く。
■AMDA本部からの派遣者
松永健太郎(まつながけんたろう) 1986年3月生/調整員 AMDA職員 熊本市出身 岡山市在住
2016年4月よりAMDA熊本地震緊急医療支援に調整員として参加。益城町で活動。現在本部勤務
【皆様からの募金を受け付けております】
■郵便振替:口座番号01250-2-40709
口座名「特定非営利活動法人アムダ」通信欄に「ハイチ」とご記入下さい
■楽天銀行 ロック支店 普通預金
口座番号:7002547  口座名:特定非営利活動法人アムダ
■中国銀行 一宮支店 普通口座
口座番号:1347410  口座名:特定非営利活動法人アムダ
■クレジットカード、PAYPALでの募金も受け付けています。
詳細はホームページをご覧ください。

【お問い合わせ】 AMDA
〒700-0013 岡山市北区伊福町3-31-1 TEL:086−252−7700  FAX:086−252−7717
E-mail: member@amda.or.jp  http://www.amda.or.jp