第13回復興グルメF-1大会にあわせて、岡山からボランティアバスを運行しました! – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

第13回復興グルメF-1大会にあわせて、岡山からボランティアバスを運行しました!









2016年10月9日(日)に、第13回復興グルメF-1大会が宮城県石巻市で開催されました。
岡山からは10月7日(金)夜に、ボランティアバスを運行しました!
8日午前に宮城県石巻市に到着後、地元のバスに乗り換え牡鹿半島を視察に行きました。語りべさんである斎藤さんと一緒に出発しました。震災時の様子や、斎藤さんが船で津波を乗り越えたお話などに、ボランティアの皆さんは真剣に聞き入っていました。
昼食をとるため仮設商店街「おしかのれん街」へ向かう際に、震災以前メインストリートであったという道を通りました。建物の土台や津波の衝撃を受けたガードレールなどがそのままあり、復興までの道のりはまだ長いと感じました。












視察を終え会場に到着した後、会場準備の活動に入りました。テーブルやイスを出し、F-1大会の旗を立てかけに行くなど、何度も参加されているボランティアの皆さまを中心に、テキパキと作業に取り掛かってくださいました。

その後、研修会兼夕食交流会を行いました。仮設商店街の方のお話や、他の土地から東北へ復興ボランティアのため活動されている方々のお話などを聞きました。仮設商店街の方からは、復興グルメF-1大会で優勝を目指すことも確かに大切だが被災地の皆さんが集まりお互いにベストを尽くすことが何より大切であるとお話いただきました。












大会当日の朝は、テーブルやイスの配置作業や、各自担当のブースに入り準備をしました。
お客さん方がグルメを買う列にスムーズに並べるようお声がけしたり、工夫してグルメ販売するなど、ボランティアの皆さま大活躍でした。
お蔭様で、大会は大成功に終わりました。
仮設商店街の方々からは、「遠い岡山からわざわざ来ていただいたうえ、熱心な作業ぶりに感激しました。感謝の気持ちでいっぱいです。」とお話いただきました。

大会終了後は後片付けをし、会場をあとにしました。バスに乗り込んだあと、仮設商店街の方々がお見送りをしてくださいました。
同じブースに入った商店街の方から、「また来るんだよ、いってらっしゃい。」と温かく見送っていただいたというボランティアの方もいました。










帰りのバスの中では、ひとりひとり感想を言っていただきました。
「被災者の方の笑顔から、立ち上がろうというエネルギー、心意気を感じました。」「被災地にボランティアに入らせていただいたのに、今回もまた、逆に元気をいただいて帰ってきてしまいました。」などお話いただきました。

岡山からのボランティアさん方と共に活動し、東北の現状を、AMDAを応援してくださる皆さまに伝え続けていくことが大切であると感じました。これからも、一歩一歩復興へと向かっている東北の皆さまと共に寄り添って歩んでまいりたいと思います。