AMDA速報1 フィリピンマヨン山噴火被災者医療支援活動 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

AMDA速報1 フィリピンマヨン山噴火被災者医療支援活動

フィリピン・ルソン島南部アルバイ州で起きたマヨン山噴火を受け、2月8日、AMDAは現地へコーディネーターを派遣する。コーディネーターは、2月10日のAMDAフィリピン支部を中心とした被災者医療支援に加わる予定である。

フィリピンの首都マニラの東南東500キロに位置するマヨン山は先月13日以降、活発な火山活動を繰り広げており、2月5日時点での被災者数は86,052人。58ヶ所の避難所には17,137世帯64,895人が身を寄せている。(2月5日付 フィリピン社会福祉省(DSWD)発表)

1月22日、フィリピン火山地震研究所(PHILVOCS)は今後大規模な噴火の恐れがあるとして、警戒レベルを「3」から「4」へと引き上げた。今回の噴火は2011年の噴火時に酷似しており、火砕流発生の可能性があるという。溶岩の流出量は増加しており、噴煙と火山灰は上空2,500メートルの高さにまで達している。(1月22日付 PHILVOCS発表)

現地協力団体は、AMDAフィリピン支部。ビコール大学、アルバイ州医師会、フィリピン国家災害リスク削減委員会管轄の保健所と連絡を取りながら活動していく。また、ビコール大学のAMSA支部(アジア医学生協議会)からも協力を得る。

AMDAは2006年の台風21号の影響で発生したマヨン山の火山灰泥流被害に対し、アルバイ州で緊急救援活動を行っている。

■ AMDA本部からの派遣者

西 アニー(にし あにー)/岡山倉敷フィリピノサークル副代表 / 1967年7月生

■ 移動予定(各現地時間)

岡山駅新幹線改札 集合 2月8日(木) 15:10

岡山駅 15:28発 新幹線のぞみ134号

フライト情報:関西空港 20:45発  フィリピン・マニラ 2月9日(金) 00:15着

<< これまでのフィリピンにおけるAMDAの主な活動>>

台風26号・27号緊急支援(’17)ミンダナオ島難民支援 (’17)、レイテ島地震医療支援 (’17)、ルソン島台風26号緊急支援 (’17)、サマール島台風27号緊急支援 (’15)、台風24号緊急医療・物資支援 (’15)、ミンダナオ島洪水緊急医療支援 (’14)、台風30号緊急医療・物資支援及び復興支援 (‘13〜14)他多数

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