AMDA速報6 インド連邦ケララ州洪水被災者に対する緊急救援活動 – AMDA(アムダ)
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特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

AMDA速報6 インド連邦ケララ州洪水被災者に対する緊急救援活動

AMDAはインド連邦で起こった洪水に対し、多国籍医療医師団を結成し緊急医療支援活動にあたってきた。また、9月3日より新たに隣のカルナタカ州でも医療支援活動を行い、2チームに分かれて各地で活動を行った。

【カルナタカ州コダグ県メディケリ町】

3日よりAMDAインド医師であり、カトゥルワ医科大学地域医療科学科長であるラマチヤンドラ カマト医師の協力のもと医療支援活動開始。医療チームは、AMDAネパール、現地カルナタカ州の医師、薬剤師、看護師など合計6名で構成され、避難所であるミスリホール(Mythri Hall)で診療を行った。診察した患者数は54人、主な症状は風邪や皮膚疾患。4日、5日は洪水や地滑りの状況確認を行った。また、コダグ(Kodagu)県の県事務所、地区のプライマリヘルスセンターを訪問し、被災者の健康状態について、共有し報告を行い、活動を終了した。







【ケララ州アルプザ県チェンガヌール町】

医療チームは、AMDAインド支部より紹介頂いたアーユルヴェーダ医師、AMDAネパール医師、現地協力団体のセワバラティ(Sewa Bharati)から運転手や検査技師など合計10人ほどで構成されている。9月4日、チェンガヌール町内ベンモニー(Venmony)村で医療支援を行い140人の患者を診察。主な症状は腰や関節の痛みであった。5日もベンモニー村の2カ所で合計167人に医療支援を実施。高血圧や糖尿病などの慢性疾患、関節痛や膝・腰の痛みが最も多い症状だった。咳や風邪症状の患者もみられた。6日はニーラナム(Niranam)村にて活動した。患者数は68人で、慢性疾患(高血圧、糖尿病)の患者も多く、咳、風邪症状の患者も数名診察に訪れた。







■インド現地協力者
・ スチートラ シッダールタ(アーユルヴェーダ医師)/スレマイ アーユルヴェーダクリニック
・ ムバシュ バシェル(アーユルヴェーダ医師) /イラヒア アーユルヴェーダクリニック
・ ガヤトリー スレンドラン(アーユルヴェーダ医師) /ヴァイドヤラタム オウシャダシャラ クリニック
・ カティカ ヴァナジャ デヴィ(医療アシスタント) /スレマイ アーユルヴェーダクリニック

■AMDAネパール支部からの派遣者 *派遣順
・ プニャ ラル マハト 調整員 / AMDAネパール支部
・ ラケシュ サハ 医師 / AMDAダマック病院
・ マン バハドゥル コイリ 医師 / シッダールタ母と子の病院

■AMDA本部からの派遣者 *派遣順
・ 岩尾 智子(いわお ともこ)調整員・看護師(米国資格)/ AMDA本部職員/岡山市在住/34歳
・ 松永 健太郎 (まつなが けんたろう) 調整員 / 元AMDA職員 / 熊本市在住 / 32歳

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