【インド・ブッダガヤ:2024年10月・11月農場だより】 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

【インド・ブッダガヤ:2024年10月・11月農場だより】

 2022年よりブッダガヤで始めた農業事業。収穫した新鮮な野菜の一部は、AMDAが同地で行う母子保健事業にも活用されています。また、母子保健事業で支援している妊婦さんのご家族が、たまたま農場の前を通りかかった際、収穫したばかりの稲の正しい脱穀方法を教えてくださいました。このようにAMDAの事業は地元の方々にも、支えられています。

 雨季が終わりに近づく10月には、ヘチマ、ゴーヤ、オクラ、ウリなどの雨季野菜を収穫し、農場に手伝いに来てくださる方など、のべ4人にお裾分けしました。

 11月には稲の収穫、ニンニクの種まきに加えて、玉ねぎを植える準備に取り掛かりました。稲刈りは、大人3人が3日かけて行います。その後、刈った稲を束ねて、脱穀し、玄米にします。今年は1,000㎏以上のお米(籾付き)を収穫することができました。地元の習慣に則り、稲刈り、稲を束ねる作業、脱穀などをお手伝いいただいた方への報酬は、金銭による支払いに加えて、お米を現物支給しました。稲刈り後は、トラクターで耕うんし、雑草をとり、玉ねぎの種まきができるよう、準備を進めました。別の場所に種まきをしたニンニクは順調に発芽し成長しています。

 12月には、玉ねぎの種まきと苗づくり、寒さに強いコリアンダー、ほうれん草の種まきをしました。