ネパール事業担当 アルチャナ ジョシ
2023年5月末に、AMDAネパール子供病院の運営管理にご協力いただいているネパール・ブトワル市より、市長や商工会議所会長をはじめとする6名が来日し、岡山を中心に一行は行政機関、教育機関、医療機関を訪問し見学しました。ネパール子供病院の拡充に向け、日本の先進医療技術の移転や、医療従事者の交流の可能性についても検討をすすめています。
これを受けて、この度、2024年10月14日から18日、ブトワル市の副市長サビトラ デヴィ アルヤル氏、子ども病院看護部長スシラ ビスワカルマ氏、同市商工会議所の理事ザムナ パウディル氏の女性3名が来岡しました。
一行は、総社市が行う障がい者支援、真庭市が廃棄物処理コスト削減のために取り組む、メタン発酵による生ごみの再資源化、岡山市民病院の最新医療技術などに、関心を寄せていました。また、患者だけでなく、働くスタッフにも目を向け、スタッフ用の休憩スペースや保育園を整備し、働く環境を整えている倉敷中央病院の姿勢にも感銘を受けていました日本での学びを活かし、女性の目線に加えて、政治家、起業家、医療従事者、それぞれの視点から、ネパールにおける教育・行政・医療の発展に貢献していきたいと意気込みを語りました。今回の訪問でお世話になりました、総社市役所、真庭市役所、大原芸術財団、倉敷中央病院、社会福祉法人若竹の園、岡山商工会議所、岡山市民病院、真庭あぐりガーデン、岡山県立大学保健福祉学部看護学科の皆様に心より感謝いたします。