岡山近隣の大学生や留学生、在住外国人にお米を提供(2024/10発行ジャーナル秋号) – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

岡山近隣の大学生や留学生、在住外国人にお米を提供(2024/10発行ジャーナル秋号)

財務部長 難波 比加理

 昨今の物価高騰に対する食糧支援として、AMDA は独自に備蓄している玄米を岡山県内や近隣の福山市(広島県)に居住する学生や留学生、外国人に提供しました。

 岡山県立大学では、玄米とレシピをセットとして 153 人に配布しました。また IPU環太平洋大学では、IPU フリースクールの子どもたちが大学生とともに玄米の運搬や精米作業に参加。その後、全員で焼きおにぎりを楽しみました。多くの学生たちから、「経済的に厳しくなってきているので、非常にありがたい」との声が聞かれました。

 同様に、AMDA は岡山と福山在住のネパール国籍の留学生にもお米を提供。7 キロを一人分として小分けにし、計 173 袋を配布しました。岡山ネパール協会は、「日本で懸命に学び続けるネパール人の若者たちの心の支えとなる。今回の支援が彼らの生活に希望を与え、前向きに歩む力となることを願う」と AMDA に謝意を表し、記念品を贈呈しました。

 このほか、AMDA は、倉敷を拠点とする在日フィリピン人組織、岡山倉敷フィリピーノサークルにもお米を提供。フィリピンの独立記念日を祝う集まりの際、玄米 300 キロが参加メンバーに配布されました。

 いずれの団体も AMDA とは協力関係にあり、今回の支援は AMDA の相互扶助の精神に基づいて行われました。