AMDA南海トラフ災害対応プラットフォーム合同対策本部 本部長 大西 彰
この度、『AMDA・JA 岡山 緊急時物資支援センター みつSTATION』が、岡山空港へのアクセスも良い岡山市北区御津宇垣に開設されました。今後は、災害支援チームの食糧備蓄の強化、AMDA こども食堂支援プラットフォームや食糧危機に対応した備蓄や配送に備えていきたいと考えています。『開所に寄せて』
元御津町長 安信 治雄
「 災害救援物資を保管する最適の場所はないか?」との依頼を受けた後、南海トラフ等、心配されている有事に備え、いち早く現地に救援物資が届けられるところ数ヶ所に出向いて検討しました。その結果、最適と判断したのが、JA 岡山が所有する御津宇垣の支所跡。国際空港でもある岡山空港まで約6 分程度で行ける大変「地の利」の良い場所にあります。早速本社に出向きお願いしたところ、社会貢献の一環として心より快諾いただき、開所の運びとなりました。一朝有事に迅速に対応し、復興に貢献できれば幸甚です。本年度の参加訓練
■令和4 年度高知市総合防災訓練
AMDA 南海トラフ災害対応プラットフォーム合同対策本部 本部長 大西 彰
11 月13 日に開催された高知県高知市防災訓練(令和4 年度高知市総合防災訓練)に参加しました。AMDA は2020 年7 月に協定を締結した『NPO 法人あゆみ』にて、これまでの災害支援に関するパネル展示を行いました。また鳥取県の『すなば珈琲』にキッチンカーでご参加いただき、来場者に鳥取砂丘の砂で焙煎されたコーヒーを無料で提供していただきました。■令和4 年度四国の右下防災旬間関連事業
AMDA 南海トラフ災害対応プラットフォーム合同対策本部 本部長 大西 彰
11 月27 日に開催された徳島県阿南市防災訓練(令和4 年度四国の右下防災旬間関連事業)に参加しました。当日は、長野県にある諏訪中央病院が、徳島まで車で10 時間かけて参加してくださいました。同病院には、有事の際、AMDA 南海トラフ災害対応プラットフォームより、阿南市への医療チームの派遣をお願いしています。参加機関より
■医療法人芳越会
理事長 林 秀樹
AMDA 南海トラフ災害対応医療支援班として阿南市を担当される諏訪中央病院、AMDA 兵庫の皆さまに今年もご参加いただきました。諏訪中央病院の皆さまには遠路とあって大変ですが、チームでの救護活動を提示することは、当地域の保健所をはじめ、行政への意義は非常に大きいです。またAMDA 兵庫の江口先生は地元出身ということで、関係各所と交流を深められ、心強い限りです。内容的には今回、J-SPEED を利用した具体的な取り組みの一路が見え、傷病者役作りの際にはAMDA 医療支援班である倉敷中央病院の皆さまにお世話になりました。今後は横の連携も是非進めましょう。■茅野市・原村・諏訪市の組合立 諏訪中央病院
業務調整員 松尾 昌(臨床工学技士)
2022 年11 月27 日、徳島県阿南市にて開催された「令和4 年度四国の右下防災旬間関連事業」に参加させていただきました。今回で2 回目の参加でしたが、参加者された方々の訓練に対する意識が非常に高く、尊敬しました。初めてJ-SPEED を用い、クロノロ(経時活動記録)の記載、診療日報や患者情報の記載、システムの確認を行うなど、利点や欠点を実証することができました。平時から行うことのできる「顔の見える関係性」も築くことができ、大変素晴らしい経験になりました。