AMDA大槌健康サポートセンター『東日本大震災から13年、再建から1年』(2024/4発行ジャーナル春号) – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

AMDA大槌健康サポートセンター『東日本大震災から13年、再建から1年』(2024/4発行ジャーナル春号)

AMDA大槌健康サポートセンター長 佐々木 賀奈子
 
 岩手県大槌町にあるAMDA健康サポートセンターは設立後、丸13年になります。当初建築したユニット式の建物を一時的に別の場所に移し、2022年12月にリフォーム・再建し1周年を迎えました。現在は、「心と健康」をテーマに教室事業を通じて地域の人が気軽に集まれる場所になりました。さをり織り、木工、一貫張りの作品作りで「みんな笑顔が一番」を合言葉に楽しみながら続けています。教室の作品は大槌町の公共施設で行われた大槌町文化祭で展示部門に参加し、興味のある人が見学し、教室参加者も増えてきました。高齢者も多い地域であり、病気にならない身体づくり、健康を考えた食事のZoomセミナーを月に1回開催しています。
人口減少と復興住宅など環境の変化から一人暮らしのお年寄りが目立ち、孤立しないよう声かけと健康面のサポートを行っています。