AMDA速報6 九州北部豪雨被災者緊急支援活動 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

AMDA速報6 九州北部豪雨被災者緊急支援活動

9月2日、看護師3人及び調整員1人は、引き続き大町町内の避難所にて避難者対応などを、佐賀県、杵藤(きとう)保健福祉事務所、大町町と協力し実施した。
 












AMDAチームは保健師と共に、避難者名簿のデータ化など避難所運営の効率化を図った。同時に、避難所の一つである総合福祉保健センター美郷にて避難者の方にAMDA看護師による聞き取り及び健康相談を実施。

健康相談を受けた60代女性は、「かかりつけ病院が被災していて不安だった。」と話した。同日、避難所と同施設内に設置されている大町町ボランティアセンターに来るボランティアの方々にも健康相談を実施。普段より血圧が高くなっていることに本人も驚かれていた。慣れないボランティア作業で無理されないように、AMDA看護師から注意喚起を行った。この日、延べ約40人に対し聞き取り・健康相談を実施した。

同日午後、佐賀県・杵藤保健福祉事務所から派遣される保健師、大町町の保健師や職員、AMDA含む支援団体が集まり、大町町避難所運営に関する会議が開かれた。会議では、要介助者の夜間トイレ付き添い、看護師による見守りなどの実施にあたり、現在避難所では人員が不足していることを確認。大町町から、県や他の市町村へ派遣要請を行うことで人員補充を進めることとなった。会議の中では、2018年の西日本豪雨災害で被災した岡山県総社市からの資料なども参照された。その結果、避難所運営について今後は地元で対応していくことで一致。
これを受けAMDAは大町町保健師へ業務の引き継ぎの上、翌日3日午前中をもって活動を終了することとした。

翌日3日、避難所にて保健師への引継ぎを済ませた後、被災地の情報提供及び人的支援などご協力くださった佐賀市のさめじま病院にて、ご挨拶及び活動報告を行った。

その後、チームは岡山に向け帰路に就いた。



【AMDA本部からの派遣者】 *敬称略、派遣順
山田 章博(やまだ あきひろ)調整員 / 赤磐市職員(AMDA本部に出向中) / 45歳 / 岡山市在住
橋本 千明(はしもと ちあき)看護師 / AMDA本部職員 / 39歳 / 岡山市在住
早瀬 麻子(はやせ まこ)  看護師 / AMDA兵庫 / 48歳 / 長崎市在住(9月2日まで)
長谷 貴子(はせ たかこ)  看護師 / 元赤磐市職員 / 58歳 / 岡山県赤磐市在住


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