AMDA緊急救援ネットワーク登録看護師 堀内 美由紀
(AMDAでの活動経験:熊本地震被災者緊急医療支援活動、西日本豪雨災害被災者支援活動)
2019年6月21日に、一般社団法人岡山県介護福祉会主催の「第25回中国・四国ブロック研修会」にて、AMDAが講演を実施しました。
AMDA緊急救援ネットワーク登録メンバーの堀内美由紀看護師が講演を実施し、ご自身のウガンダでの保健活動、そして熊本地震及び西日本豪雨災害でのAMDAの活動を振り返り、災害支援における介護の重要性についても述べました。
以下、堀内看護師からの報告をご紹介します。
話した内容
災害は、世界の取り組むべき健康問題のひとつであること、安全・安心は人権として守られなければならない。日々安全で暮らすためにできることをする、備えの一つ一つが減災・防災につながり、それも大きな人道支援になる。災害への備えへの啓もう活動、行動変容のお助けスキル「コーチング」は有効!といい内容でした。
講演を通じて伝えたかったこと
人道支援は誰にでもできる。
話された内容・分野に対する思い
多発する自然災害への備え、減災・防災への意識が高まり、行動に移すことが重要
感想
貴重な機会をありがとうございました。皆さん一生懸命聞いてくださっておりましたが、もっと巻き込めるような、例えばペアワークなど取り入れたらよかったかもしれません。
主催者の一般社団法人岡山県介護福祉士会・安達悦子会長より頂いたメッセージです。
今いるところで、どのように頑張るか。命の大切さ、自分を守ること、家族を守ること職場でできることから職能団体としてできることを考えさせられました。
防災に関して、さらに意識の向上をしなくてはいけないと、決意することができました。ありがとうございました。
講演の受講者の方々の感想です。
・西日本豪雨時に介護関係の人から力をもらったという話を聞き、嬉しかったです。人道支援に関して、今、私に何が出来るかを考えていきたいと思います。
・AMDAという組織は、今回初めて知りました。国内外で医療支援活動をされているという事で、とても感銘を受けました。
・人道支援は特別なものではなく、人としての助け合いの心がつながることが大切だと感じました。
・私自身は、外国語を話すことはできないため、国内だけになるが、災害時に支援できるといいなと思います。
・災害時に私なら何ができるのか!と考える機会になりました。日本だけでなく世界にも目を向けることを忘れずにしたいです。