インド・大型サイクロン・ファニ被災者に対する支援活動1 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

インド・大型サイクロン・ファニ被災者に対する支援活動1

20年に1度と言われる強い勢力を持ったサイクロン「ファニ(Fani)」が5月上旬、インドとバングラデシュを襲った。インド東部のオディシャ(Odisha)州を含む危険地域では100万人以上に避難指示が出された。インド・オディシャ州の発表によると、このサイクロンによる死者は64人、州内14地域の1700万人弱が被災した(5月15日時点)。

AMDAは、インド支部と連絡を取りながら被災者への支援活動を調整し、AMDAインド支部ラマチャンドラ・カマト医師を5月17日に被災地へ派遣し、被災状況の調査を行った。







被災地では停電が続いており、被災者は昼間、家に帰って修理や片付けをするものの、夜は学校などに設置された避難所での生活を余儀なくされている。家屋は原形をとどめているものの住める状態ではなく、教育施設や特に道端に並ぶ店への被害も深刻である。

5月18日は、現地協力団体であるセワ・バラティ(Seva Bharati)と協力して、物資支援を行った。