AMDAが「総社賞」受賞 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

AMDAが「総社賞」受賞

広報担当参与 今井康人

11月3日の「文化の日」に総社市が市政功労者を表彰する「総社賞」にAMDAが選ばれました。

受賞理由として、AMDAは7月7日から8月15日までの間、西日本豪雨で被災地となった総社市に総勢144人の職員を派遣し、診療活動や健康チェックなど災害支援に従事して頂きました。これらの活動は、AMDAの理念である「救える命があればどこへでも」「困った時はお互いさま」に基づくものであり、総社市の復興に大きな希望を与えて頂きました、と高い評価を受けました。団体として受賞するのはAMDAが初めてです。

授与式は総社市中央1丁目の市総合福祉センターで行われ、片岡聡一市長は「AMDAとは連携協力協定を締結していますが、危機に瀕した総社市のために合同対策本部の一員として全力を尽くして頂いた。心から感謝しています」とあいさつされました。

表彰状を受け取った菅波茂理事長は「総社市は豪雨の際、消防士があなたと私が助け合う”自他同一性”を体現されました。自他同一性は21世紀の新たな指標として注目されており、この指標の存在を裏付ける総社市の慈悲の心、相互扶助、住民との信頼関係は行政の底力と言えます。”総社モデル”として国内外に発信してほしいものです」と謝辞を述べました。

総社賞は、地域医療の安心確保に尽力されたとして、吉備医師会の元会長の三宅周医師(総社市総社)にも贈られました。






これまでの市政功労者表彰の名称は2017年度に「総社賞」と変更されています。

 

加藤保博・総社市議会議長の祝辞要旨







私は総社賞の選考委員会のメンバーですが、受賞された1団体1個人は満場一致で選ばれました。これまでの功績に総社市民を代表してお礼を申し上げるとともに、今後のますますのご活躍を祈念しています。