広報担当参与 今井康人
AMDAダマック病院事務局長ビム・ダマラ氏(写真左)
AMDAネパール支部が運営するネパールのAMDAダマック病院の事務局長が日本での研修を終え、10月10日、AMDA本部(岡山市北区伊福町)を表敬訪問。「日本で学んだ病院運営のノウハウを祖国で生かしたい」と抱負を述べました。
事務局長はビム・ダマラ氏(43歳)で、ダマック病院に約20年間勤務。菅波茂代表が2年前、ダマック病院を訪問した際、院長から「事務局長を日本で研修させてほしい」と依頼を受け、AMDA本部とAMDAダマック病院の合同事業として実施しました。
ビム事務局長は9月30日に来日。10月1日から10日まで岡山済生会総合病院など5カ所の医療機関で、病院の運営管理や会計処理、医療廃棄物の処理方法をはじめ、病棟やナースステーションなどを見学しました。
ビム事務局長は「病院内は最新の設備が整備され、清潔ですばらしい。医師も薬を出すだけでなく、患者が安心するようカウンセリングをしている姿に感動した」と話していました。
ダマック病院は首都カトマンズから約700?東南のダマック市にあり、1992年にネパールへ流入してきたブータン難民と地元双方の医療支援の対象として開設。ベッド数75床の地域拠点病院。これまでも医師や看護師が研修で来日しています。
ビム事務局長が研修を受けた医療機関は次の通りです。
◇岡山済生会総合病院(岡山市)
◇倉敷中央病院(倉敷市)
◇ホウエツ病院(徳島県)
◇さくら診療所(徳島県)
◇高杉こどもクリニック(総社市)