【インド・ブッダガヤ:熱波に苦しむ貧困世帯に扇風機を提供】 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

【インド・ブッダガヤ:熱波に苦しむ貧困世帯に扇風機を提供】

インド担当 岩尾 智子







 5月下旬から6月にかけて熱波に襲われたブッダガヤでは、最高気温が40度を超える日が続き、昼間の外出禁止令が州政府から出されるほどでした。そのような中、現地協力団体であるジーナアミタッブ福祉財団より、「暑さにあえぐ村の住民から、扇風機を支援してもらえないかと、相談がありました。支援を検討してもらえませんか。」と連絡がありました。村には電気が通っており、インド政府の支援により電気代は低く抑えられていて、電気製品を使用できる環境が整っていたため、AMDAは扇風機、または天井に取り付けるファンを提供することを決定。同財団の事前調査により選定された、4つの村に暮らす貧困世帯を中心に支援を行うことになりました。

 7月17日、AMDAは同財団と協力して、扇風機または天井に取り付けるファンを各世帯に1台ずつ、計100台を配布しました。扇風機を受け取った女性は、「夏にぴったりなギフトを提供いただき、AMDAの支援者に感謝しています。」と話し、別の女性は、「この暑い夏に扇風機を買うことができませんでした。本当に必要なものを支援していただき、ありがたいです。」と語りました。