吉備中央町国際化推進協会「国際貢献について」講演紹介 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

吉備中央町国際化推進協会「国際貢献について」講演紹介

パキスタン担当 岩本 智子

国際化推進協会の皆様

2018年5月15日に吉備中央町国際化推進協会総会で同協会会員24名を対象に「国際貢献について」と題した、講演の機会をいただきました。同会員の方によると、吉備中央町国際化推進協会は主な活動の一つとして、中国淮安市楚州区と吉備中央町との中学生の交流事業を行っており、きっかけは吉備中央町出身で日本と中国の国交回復にご尽力された岡崎嘉平太氏と中国淮安市出身の周恩来氏の関係がもとになっていると伺いました。



講演では、AMDAの活動理念や活動規範を説明した後、実際行っているパキスタンでの活動を紹介しました。吉備中央町国際化推進協会の方とお話する中で、私自身がご縁の大切さを改めて学びました。日中国交回復にご尽力され、周恩来氏が「国交回復の井戸を掘った人」と称える岡崎嘉平太氏の人間関係がもととなり始まった中学生の交流は政府間の関係が良くない時も継続して行われているというお話を伺いました。AMDAの活動も、現地で一緒に活動する団体とそれを支えてくださっている支援者の皆様との関係の上に成り立っています。今後も継続的な草の根活動ができるよう、ご縁を大切にしていきたいと思います。

 

土居一晴会長より

今流行りの言葉「覇権・国益・内向き」などを全て葬り去るお話に時を忘れ感動の坩堝に浸りました。21世紀の大きな課題は人としての真実の生き方を考え応えだすことだと思います。21世紀をどう生きたらいいのかに深く気づかされました。ありがとうございました。

 

講演を聞いた方からの声

講演を聞く会員の皆様

  • AMDAの活動理念を聞いていて、日本の古き良き考え方だと思いました。21世紀は、長い日本の歴史の中で培ってきたこの古き良き考え方で活動していくことに大きな意義があると思いました。
  • 人との繋がりの大切さを感じました。海外での活動は危険が伴うものの、AMDAの活動理念の一つである『ローカル・イニシアティブ(現地主導)』の考えをもとに、現地の協力者と協働で活動していくことで、現地の文化や習慣に則った、より安全で、効果的な活動になることが分かりました。自分たちも海外からのインバウンド者に安全で、充実した時間を過ごしてもらえるよう、ここ吉備中央町の情報を発信していきたいと思いました。
  • 自分ができる国際貢献から始めたいと思います。
  • 『支援を受ける側』『支援をする側』という両方のお考えをお聞きし、大変勉強になりました。