AMDAが2017年12月に設立した「こども食堂支援プラットフォーム」事業の一環として3月12日、岡山県内で「こども食堂」の運営に取り組む4団体に米120kgを配布しました。
AMDAが災害時の備蓄用に冷凍保存している県内産の「きぬむすめ」で、団体の要望に沿ってモミを玄米にし、AMDA本部で手渡しました。
岡山市北区のこども食堂担当者(56歳)は「運営費に苦慮していた。とてもありがたい。ごはんをしっかり食べて幸せそうな子どもの顔を見るのが楽しみ」と笑顔。
同市中区のこども食堂代表(55歳)は「おにぎりパーティーをしたい。子どもが大喜びすると思う」と話していました。
今回の米の配布はこども食堂支援の第1弾となります。今後、年間4回の配布を予定。調味料や副食費の支援も検討しています。
プラットフォームは、行政と企業、公益団体などで結成。推進組織は世話人会(代表・友實武則赤磐市長)が担います。こども食堂は県内に約40団体あるとされ、子どもを中心とした地域づくりを進めています。