こども食堂支援プラットフォームが発足 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

こども食堂支援プラットフォームが発足

AMDAは23日、こども食堂支援プラットフォームを設立しました。同食堂は家庭の貧困など諸問題を抱える子どもの居場所づくりを目指し、県内各地で取り組みが活発化しており、AMDAは食堂の支援を通し子どもの健やかな成長を願って初めて発足させました。

プラットフォームは県内の財界、教育、福祉関係などの団体でつくる世話人会(代表・友實武則赤磐市長ら構成員6人)が推進組織。米や副食などの購入費をはじめ、職場見学やボランティアの場の提供を目的としており、全国では初めての試みとされています。

菅波代表は「相互扶助の精神で社会全体が子どもをバックアップする機運の醸成に努めるとともに、岡山モデルを国内外に発信したい」としています。







プラットフォーム設立を記念して開いたフォーラムは、岡山市北区奉還町の岡山国際交流センターで開かれ、第1部は「こども食堂の支援と社会の役割」と題してシンポジウムを開催。AMDAグループ代表の菅波茂代表がコーディネーターを務め、パネリストとして友實市長、沖陽子県立大副学長、松田久岡山経済同友会代表幹事、直島克樹川崎医療福祉大講師の4人が行政、教育、財界などの立場からこども食堂の現状や課題を指摘するなど活発に討議しました。

こども食堂の関係者からも意見や要望を発表してもらいました。





第2部では直島講師が「フォーラムの総括と展望」と題して講演。約100人が熱心に聞き入っていました

フォーラムに続いて茶話会を開き、出席者は和やかに歓談しました。