来岡のネパール医師が先進技術を取得し帰国 – AMDA(アムダ)
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来岡のネパール医師が先進技術を取得し帰国

最先端の医療技術取得のため、8月25日に岡山市を訪れていたネパールの女性医師が約3カ月の研修を終え11月16日、同医師の受け入れに尽力したAMDA本部(岡山市北区伊福町)を訪問、お礼を述べるとともに「祖国では学んだ技術を生かしたい」と意欲を示しました。

 医師はブダトォキ・ビマラさんで、首都カトマンズから南東へ約700km離れたAMDAダマック病院に勤務する産婦人科医。岡山では日本語研修の後、9月4日から11月15日まで岡山済生会総合病院(岡山市北区)で腹腔鏡手術を中心に学びました。

 AMDA本部で、ビマラ医師は「岡山での研修はAMDAの皆さんのおかげで実現した。感謝しています」と自筆で書いたメッセージを読み上げた後、「日本の医療技術は機器を含め素晴らしかった。ネパールで生かしたい」と抱負を述べました。

続いて、AMDA職員らと和やかに歓談し、日本の印象について「景色がきれい」「人柄も親切で料理もおいしい」と笑顔を見せていました。

同医師は、岡山県の2017年度国際貢献ローカル・トゥ・ローカル技術移転事業の補助を受けています。