ネパールの女性医師が岡山県の2017年度国際貢献ローカル・トゥ・ローカル技術移転事業の補助を受け来岡。8月28日、同医師の受け入れに尽力したAMDA本部(岡山市北区伊福町)を訪れ、最先端の医療技術の取得に意欲を示しました。
医師はブダトォキ・ビマラさん(43歳)で、首都カトマンズから南東へ約700km離れたAMDAダマック病院に勤務する産婦人科医。岡山では日本語研修の後、9月4日から11月15日まで岡山済生会総合病院(岡山市北区)で腹腔鏡手術を中心に学びます。
AMDA本部でビマラ医師は「学んだ技術を祖国で普及させ、患者サービスの向上に努めたい」と抱負を述べ、菅波茂代表は「彼女は年間6千人の出産に立ち会っている。新しい技術の取得でさらなるスケールアップを図ってほしい」とエールを送りました。