現地時間4月7日夕刻、渡久地医師と松永調整員は、リマから空路でピウラ県に到着した。ピウラは今回の洪水で一番被害の大きかった地域である。
現地協力団体Socios En Salud(英訳:Partners in Health)とAMDAペルー支部の協力でビタミン剤、抗生剤、解熱剤、降圧剤、胃薬など、合計13箱をリマから持ち込んだ。ピウラでのAMDAのチームは、渡久地医師、松永調整員に加え、Socios En Saludの医師2名、調整員1名、AMDAペルーの調整員1名の、合計6名。
8日、ピウラ県、ピウラ郡クラモリ(Cura Mori)地区で、保健省が地元NGOとともに準備したテントで主に内科、小児科、皮膚科の診療を担った。
渡久地医師は、ここで31名の患者を診療。主な症状としては、筋肉痛、頭痛、関節痛、PTSDなどだった。
ピウラでは1月30日ごろから雨が降り続き、3月27日にピウラ川が氾濫した。3月30日ごろからクラモリ地区の水位は下がってきたが、つい最近まで成人男性の胸の高さほどまで水かさがあった近くの町アネクソ サンペドロ(Anx Sanpedro)では、4月初めに9歳の女の子が溺れて亡くなった。クラモリ地区には、このような周辺の町から多くの人が避難してきている。
診療を受けた住民からは、「なかなか水が引かなかったので大変だった。こうして診てもらえてよかった」との声がきかれた。
9日は、バタネス(Batanes)へ行き活動する予定。
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