AMDAと地元農家が連携して経営している「野土路農場」(岡山県新庄村)で9月22日、恒例の収穫祭が行われ、地元民や岡山市などから約50人が参加しました。
当日は残念ながら雨が降り稲刈り体験はできませんでしたが、踊りの披露など、楽しいイベントになりました。
有機栽培するコシヒカリ(78アール)と新庄村特産のヒメノモチ(12アール)の穂が黄金色に染まった農場で、地元の保育園児や小学生13人が地元で古くから伝わる田植え唄と踊りを披露しました。マレーシアのカダザン民族が収穫を祝う踊りには子どもら20人の輪に見学者も飛び入り参加し、収穫祭は一段と盛り上がりを見せました。参加した新庄小5年辻日南子さん(11歳)は「とても楽しかった」と笑顔を見せていました。
ダックスープとヒメノモチのおはぎ、ブドウが提供され、参加者は舌鼓を打っていました。元AMDA職員で野土路農場の場長を務めるマレーシア人のアロイシウスシタミさんは「今年は猛暑で栽培に苦労したが、まずまず順調に生育した。おいしいコメが期待できそう」と満足そうな表情でした。
AMDAボランティアセンター参与
今井康人