ネパールニュースサイトで紹介したAMDA活動記事 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

ネパールニュースサイトで紹介したAMDA活動記事

AMDAは昨年4月に発生したネパール中部地震でAMDAネパール支部と協力して緊急救援活動を行いました。現在も、車いす製造支援など、復興支援活動を続けております。

また、ネパールのテレビ局イメージチャンネル研修員たちを日本に招待し、岡山と東北で研修を行いました。

そして、今年4月に発生した熊本地震ではネパールの方々も心を痛めていました。

熊本地震発生直後にネパール医師会、AMDAネパール支部、岡山ネパールソサエティやネパールの方々から寄付金とメッセージをいただきました。岡山ネパールソサエティの方々は小雨の降るなか街角で募金を集めてくださいました。

先日ご紹介しました通り7月3日の広安小学校の七夕祭りでネパールの餃子(モモ)を作り熊本の皆さまにご賞味いただきました。その際に、ネパールの方々からいただいたメッセージも熊本の皆さまにお伝えすることができました。

この度、AMDAネパール担当部長アルチャナ(ネパール カトマンズ出身)が、ネパールニュースサイトにて今回の活動を紹介したところ、短時間で1万人を超える方々がこの記事を読んでくださいました。ネパールの方々の熊本への関心の高さがうかがえます。


【記事のだいたいの内容】

数十年前からネパールでは大きな地震が起きると予測はされていました。しかし、防災訓練など災害に関する準備が進まないまま、一年前、約82年ぶりの大地震が発生しました。地震発生直後にアムダが72時間以内に派遣者をネパールに送り緊急救援活動を行いました。また、引き続き被災地へ復興支援活動も実施しました。また、アムダは災害時のメディアの役割が重要であることからイメージチャネル研修員を日本に招待し、研修を行いました。研修員たちがネパールに戻り、国民の防災意識を向上する目的で25シリーズの地震関連番組をつくり放送されました。

日本は地震が多い国です。自然災害を止めたり、逆らったりすることはできないのですが、経験、知識、技術をもとに災害の被害を少なくするために防災訓練や教育を行っています。

熊本地震のことを聞いてネパール人の心もとても痛みました。一年前自分たちを助けてくれた日本人に何とかサポートをしたい、そして温かい気持ちを伝えたいとアムダを通じてメッセージを送ってくれました。アムダがそのメッセージをネパール料理、餃子とともに益城町の被災者に届けてくれました。遠いネパールの温かい気持ちに被災者が涙を流して喜んでくれました。

災害はいつどこで起こるかは分からないけど、その国の地理、文化にあった防災教育を考え、被害を減らしていく必要があると考えました。

アルチャナ シュレスタ ジョシ(ネパール担当部長)