AMDA速報24 熊本地震緊急医療支援活動 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

AMDA速報24 熊本地震緊急医療支援活動

4月14日の熊本地震発生から、明日で3か月となる。AMDAが活動を行っている益城町立広安小学校に最大800人いた避難者は、7月13日時点で体育館に102人、特別活動室に6人、車中泊は3人、トレーラーハウスは7人の合計118人となった。仮設住宅に入った方々や、自宅の片づけが終わった方々が避難所を離れられて、少し避難者数は減ったものの帰宅先を探している方は未だ多くいる。

AMDAが避難者の方々に対して行っている鍼治療事業は熊本在住の6人の鍼灸師によって続けてられている。毎週火・木・日曜日の14時から20時まで広安小学校体育館で行われている鍼治療には、今も毎回20人以上の方々が施術を受けに訪れる。避難者の方々は今も頻繁に続く余震や厳しい暑さなど厳しい状況の中で生活されている。また大雨でなかなか家の片づけ作業が進まず、さらに今後台風の発生が予想されるため、一体いつ片付けが終わるのかと本音を漏らす方もいる。

そんな中、広安小学校卒業生が主催する七夕まつりが広安小学校校庭で7月3日に行われた。AMDAは広安小学校で避難している方々にネパール料理を提供するために、お祭りに参加することにした。AMDAは昨年4月に発生したネパール中部地震で緊急救援活動を行い、現在も復興支援活動を行っている。そしてAMDAが熊本地震緊急支援活動を開始した直後から、ネパール医師会、AMDAネパール、岡山ネパールソサエティとネパールの人々から「我々は“相互扶助”として今回の熊本地震被災者に少しでもサポートできれば」と温かいご支援とお言葉をいただいた。そういった経緯から、ネパール人職員のアルチャナ・シュレスタ・ジョシを中心に1行5人でこの度の七夕まつりでネパール料理「もも」(ネパールの水餃子)を作り提供することになった。

ネパールの方々、ボランティアの方々、熊本在住鍼灸師の先生方の協力のもと、広安小学校の体育館に避難している方々やお祭りに参加した300人の方々に餃子を食べていただいた。皆様から「なかなか食べられないネパール餃子を食べる機会をいただきありがとう、とてもおいしかったです」と温かい言葉をいただいた。

 

7月12日までの鍼治療利用者数(延べ人数)

計1442名

広安小学校(4月25日~7月12日)  1326名

テント村救護室(5月2日~5月25日)  64名

特別養護老人ホームさくら樹(5月14日~7月7日)  52名

 

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