AMDA速報14 熊本地震被災者緊急医療支援 総社市・AMDA合同活動 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

AMDA速報14 熊本地震被災者緊急医療支援 総社市・AMDA合同活動

避難所の広安小学校(熊本県益城町)では、震災直後の医師らによる応急措置がほぼピークを越し、鍼灸師や介護福祉士、理学療法士らによる支援活動にウエートが移りつつある。その中で、医師と看護師、介護福祉士、理学療法士ら医療関係者が一緒に回診するユニークな試みを実施。患者の状態をそれぞれの視点から分析、意見交換したうえで、質の高い医療を目指すチームワークの良さを発揮している。

5月1日には、日常生活を送るのに手助けを必要とする要介護者5人が初めて入浴を体験した。地元の特別養護老人ホームが入浴施設を提供、利用したお年寄りは半月ぶりの入浴に「生き返ったみたい。幸せです」と感謝していた。

長引く避難所生活で頭痛や肩こりを訴える人も多く、はり治療などに広安小学校救護所を訪れる人は連日40人を超す人気ぶり。2日には鍼灸師から「不眠となった小学6年男児に小児はりをしたところ、よく眠れるようになった」とAMDA本部に喜びのメールが届いた。

岩手県三陸海岸沿岸のAMDA大槌健康サポートセンターで鍼灸治療、独居被災者の見守りなど行っている自身津波被災者の佐々木賀奈子鍼灸師が、夫で調整員ボランティアの和久氏とともに29日から益城町のAMDAチームに入り鍼灸治療にあたっている。痛みを和らげるだけでなく、個の空間と時間を持つことで、大きな心の癒しになることを佐々木鍼灸師は東日本での活動で体験した。津波被災地の大槌町の患者さん方から熊本地震の被災者のためにと、佐々木鍼灸師を熊本に送り出す応援の声が寄せられ、今回いち早く大槌から駆けつけることを決め、大型連休期間中被災地で鍼灸施術する予定である。
1日の患者数は広安小学校救護所が27人、益城町陸上競技場のテント村救護室は10人だった。


■速報13の第12次派遣に、介護福祉士2人、調整員1人の名前が入っておりませんでした。お詫びとともにお知らせいたします。
【第12次派遣】   5月1日出発
岡田 純子(おかだ じゅんこ)/介護福祉士/ホウエツ病院所属  徳島県在住
北岡 晃 (きたおか あきら)/介護福祉士/ホウエツ病院所属  徳島県在住
松田 里穂(まつだ りほ)  /調整員/熊本県在住
 

■5月2日までの派遣者数  計47人
医師9人、看護師14人、薬剤師3人、介護士2人、理学療法士2人、調整員12人、鍼灸師7人


【街頭募金のお知らせ】
■日時  5月3日、4日 いずれも11時30分から12時30分まで AMDA中学高校生会メンバーら

■場所  岡山駅前 高島屋西側 


【皆様からの募金を受け付けております】
■郵便振替 口座番号01250-2-40709 口座名:特定非営利活動法人アムダ
      通信欄に「158熊本支援」
■楽天銀行 ロック支店  普通預金
      口座番号:7002547   口座名:特定非営利活動法人アムダ
■中国銀行 一宮支店   普通口座
      口座番号:1347410   口座名:特定非営利活動法人アムダ
■クレジットカードでの募金も受け付けています。
      https://amda.or.jp/content/content0001.html
      詳細はホームページをご覧ください。


【お問い合わせ】
認定特定非営利活動法人アムダ:AMDA
〒700-0013 岡山市北区伊福町3-31-1
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