AMDA速報6 熊本地震被災者緊急医療支援 総社市・AMDA合同活動 – AMDA(アムダ)
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国連経済社会理事会総合協議資格NGO

AMDA速報6 熊本地震被災者緊急医療支援 総社市・AMDA合同活動

昨夜、第一次派遣チームの佐藤医師、岩本看護師、山河看護師、大西調整員が益城町での任務を終え、今朝それぞれの地に戻った。そして本日、第3次として、米田恭子助産師・看護師がチームに加わった。

AMDAは広安小学校での診療運営を益城町より任されることとなった。本日はNPO災害看護支援機構から3人の看護師と一人の調整員人がAMDAチームと協力して診療活動を行った。また、東京から派遣されたスクールカウンセラーも広安小学校に加わった。一方、保健福祉センターでの診療はJMAT熊本県医師会チームが任されることとなった。

本日、広安小学校では、褥瘡の患者があり、病理専門の森医師がその重症度を判断し、救急搬送を行うという場面があった。また、差し入れの調理食品を時間をおいて食することから食中毒の発生も見られた。水道の不通が続く避難所では、高齢の避難者はトイレに行くことを控えようとすることから、水分補給を控え、便秘になる傾向は続いている。本日の患者数は71人。消化器疾患、外科、高血圧、上気道炎の順に多くみられる。

明日20日には、第4次派遣として、医師、看護師、薬剤師、救急救命士/調整員各1人計4人のチームが、派遣となる。このうち救急救命士でトラック運転免許を有する篠原調整員は、総社市役所職員とともに、総社市役所から支援物資を運ぶトラックで広安小学校を目指す。医師、看護師、薬剤師の3人は、岡山駅に集合し、博多まで新幹線、その先はレンタカーで広安小学校入りする。総社市からは電気自動車2台が益城町での活動のために使用されることとなり、トラックと同時に搬送車輛で出発する。

2tトラックには、各種医薬品、衛生用品類、食料品、紙皿・紙コップ・ラップ等使い捨て食器類、簡易便器、水等を積んでいる。

【総社市役所での出発式】

日 時 :20日 10時40分 場所:総社市役所 1F 玄関前

【岡山駅出発】

日 時 :20日 9時51分 岡山発 11時35分 博多着 のぞみ5号

9時30分 新幹線改札口 集合 派遣者 鈴記医師、菅原薬剤師、柴田看護師



■第4次派遣者プロフィール

鈴記 好博(すずき よしひろ)医師/徳島大学大学院総合診療医学分野、美波町国民健康保険美波病院所属/淡路島在住

長谷川 太郎(はせがわ たろう)医師/湘南泌尿器科内科/鎌倉市在住

菅原 康洋 (すがはら やすひろ) 薬剤師/(株)マルヤ薬局 所属/神戸市在住

篠原 隆史(しのはら たかし) 救急救命士/ AMDA南海トラフ地震対応プログラム自治体連携統括/阿波市在住

柴田 幸江(しばた さちえ) 看護師/AMDAインターン



■19日現在の益城町内AMDAチーム 6人

難波 妙(なんば たえ)52歳/調整員/AMDA本部職員/4月14日~

橋本 千明(はしもと ちあき)36歳/看護師/AMDA本部職員/4月15日~

頼藤 貴志(よりふじ たかし)38歳/医師/岡山大学大学院環境生命科学研究科 准教授/4月17日~

森 將晏 (もり まさはる)69歳/医師/認定特定非営利活動法人AMDA 参与/4月17日~

髙木 祐志(たかぎ ゆうし)23歳/調整員/認定特定非営利活動法人AMDAインターン/4月17日~

米田 恭子(よねだ きょうこ)48歳/助産師,看護師/AMDA ERネットワークメンバー/4月19日 ~

 

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